思い立ったが吉日!

~40歳過ぎから始める新規就農~

新規就農者の畑の引っ越し③ ~トレリスの移動&増設編~

 

先日、トラクターで耕していただいた畑にはトレリス(りんごの棚)が10通り

f:id:agri-connect:20210307213118j:plain「当初、トレリスの間隔は広めの5m(Before)⇒10通り

 

重機を持っていない私たちには、自力でのトレリス移動はほぼ不可能なこと。
このまま5m間隔でりんご栽培をやるしかないと思っていましたが、トレリスを移動&増設して【10通り→15通り】になりました。

f:id:agri-connect:20210307213306j:plain
「1本おきに抜いて、間に2本入れ、間隔は約3.3m(After)⇒15通り

 

既存のトレリスで高密植栽培をやっている方でも、間隔は約4m
最近は、高密植栽培のため新たにトレリスを設置する際の間隔が3mとのことで、
私たちの畑の【約3.3m】は「ちょうどいい」のかな・・・と思います。

f:id:agri-connect:20210307213837j:plain
f:id:agri-connect:20210307213848j:plain

「1本おきに親柱をぬく(ピンクを残し、黒を移動)」

f:id:agri-connect:20210307213858j:plain
「ピンクの親柱の間に、2本入れる(黒、青)」

 

2021年02月23日(火)
事前準備①:親柱とワイヤーを固定している針金を外す作業

f:id:agri-connect:20210307215228j:plain
「2021 / 02 / 23:この部分の針金を外します」

 

f:id:agri-connect:20210307215234j:plain
「2021 / 02 / 23:この針金が錆びていて、外すにはコツが必要でした」

 

事前準備②:親柱を引っ張っているワイヤーを外す作業

f:id:agri-connect:20210307215604j:plain
「2021 / 02 / 23:赤い点線内のワイヤーを外します」

このワイヤーにはものすごい力がかかっていますが、このネジネジした針金だけで留まっています。

f:id:agri-connect:20210307215800j:plain


ワイヤーを張る時は専用の工具(張線器:ちょうせんき)が必須ですが、外す時はペンチがあれば簡単にできます。

f:id:agri-connect:20210307215901j:plain


あとは、一番上のワイヤーを外してから親柱を真上に持ちあげれば抜けますが・・・かなり重いです。
なんとか私でも一人で持ち上げることはできましたが、二人でやった方がいい作業です。

f:id:agri-connect:20210307220009j:plain
「2021 / 02 / 23:外した親柱を、使う場所に配置」

 

2021年02月24日(水)
自分たちが借りる畑を、一部更地にして使おうと思っていたので、足りない親柱や中間支柱などの部材をここから調達して準備をします。

f:id:agri-connect:20210307220145j:plain
「2021 / 02 / 24:昨日と同じ要領で、親柱を外します」

 

f:id:agri-connect:20210307220230j:plain
「2021 / 02 / 24:出番を待つ、大量の中間支柱」

 

 

2021年02月25日(木)
いよいよバックホーが、畑にやってきました!!

f:id:agri-connect:20210307220452j:plain
「2021 / 02 / 25:人力では気が遠くなる作業も、バックホーならすごく早いです」

先日、自分たちで親柱を外しましたが、その下に埋まっている敷石アンカーをバックホーですべて掘り起こします。

f:id:agri-connect:20210307220524j:plain
「2021 / 02 / 25:敷石もアンカーも、けっこう重いです」

 

まずは「親柱」から設置します。
測定してから穴を掘り、敷石を入れて、親柱を立て、土を埋め戻します。

f:id:agri-connect:20210307220748j:plain
「2021 / 02 / 25:親柱を立てる穴を掘っている様子」

 

「親柱」を立てたら、次は「アンカー」を埋め込みます。
測定してから穴を掘り、埋め戻します。

f:id:agri-connect:20210307220953j:plain
f:id:agri-connect:20210307221003j:plain

「アンカー埋め込み位置の微調整中」   「穴を埋め戻します」

 

親柱2本を設置しました。

f:id:agri-connect:20210307221138j:plain
「2021 / 02 / 25:新たに立てた親柱と、埋め込んだアンカー」

f:id:agri-connect:20210307213837j:plain
f:id:agri-connect:20210307213848j:plain
f:id:agri-connect:20210307213858j:plain

「1本おきに親柱をぬき(ピンクを残し、黒を移動)」 ⇒ 「2本入れる(黒、青)」

片側の親柱を10本立てました。
同じ作業で、対面(反対側)の親柱も立てます。

f:id:agri-connect:20210307221658j:plain
「2021 / 02 / 25:新たに立てた親柱(10本)」



2021年02月27日(土)
一昨日(02/25)の続きで、敷石を入れて親柱を立て、アンカーを埋め込む作業をして、夕方までには完了しました。

f:id:agri-connect:20210307222205j:plain
「2021 / 02 / 27:親柱20本、敷石とアンカー各20個の埋め込みが完了しました!」

f:id:agri-connect:20210307213118j:plain「畑のトレリス(Before)⇒10通り」

f:id:agri-connect:20210307213306j:plain「畑のトレリス(After)⇒15通り、 移動した親柱⇒20本(黒・青)」


2021年02月28日(日)
トレリス増設で足りない部材は、更地として使おうと思っていた畑から持ってきました。

f:id:agri-connect:20210307222809j:plain
f:id:agri-connect:20210307222811j:plain

「更地になった畑」⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒「当初、親柱はこんな感じでありました」

親柱や中間支柱を外したので、上のワイヤーを縮めるための準備として、アンカーの埋め込み作業を再びやることになりました。

f:id:agri-connect:20210307223131j:plain
「2021 / 02 / 28:アンカーを11ヶ所埋め込みます」


2021年03月05日(金)
上のワイヤーを縮める作業をします(↓矢印)

支柱を引っ張るワイヤー(赤い点線)をまず張ってから、上のワイヤー(↓矢印)を切断して、支柱についている巻き取り機でワイヤーを巻きます。

f:id:agri-connect:20210307223646j:plain
f:id:agri-connect:20210307223706j:plain

「上のワイヤーを縮める(Before)」⇒ ⇒「上のワイヤーを縮める(After)」

 

f:id:agri-connect:20210307223850j:plain
「2021 / 03 / 05:ワイヤーの巻き取り機」


一度、自力で敷石を埋め込み、支柱立てをやったことがあります。
シャベルでの穴掘りはとても大変で、一ヶ所完成させるのにかなりの時間と体力を要しました。

今回、バックホーで手伝っていただき、本当に助かりました。
どうもありがとうございます!!!!!

 

親柱の幅を狭くして、トレリスを増やせば、同じ面積の畑でも収穫量が増えることは充分に理解していましたが、今ある環境のままでりんご栽培をやるしかない・・・と、思っていました。

それが大きく予定変更したのは、畑にトラクターをかけていただく当日でした。
≪関連ブログ≫ 2021/02/25★新規就農者の畑の引っ越し② ~畑の整地 編~ - 思い立ったが吉日!


(トラクターをかけるために)中間支柱とワイヤーを外した今なら、親柱を移動してトレリスを増やすこともできるけど、どうする?」と聞かれました。

そして「もし今、親柱を移動するなら手伝ってあげるよと言われました。

約15年後の植え替え時にやるか、今やるか・・・。
トレリスの移動&増設をやったことがない私たちにとって、今なら教えてくれる人が居て重機も持ってきてくれるなら・・・今でしょ!!

・・・という経緯があり、重機を持っていない私たちが不可能と思っていたトレリスの移動&増設をすることができました。


トラクターやバックホーで手伝ってくれた方も果樹農家なので、今はとても忙しい時期。
それなのに何日も私たちのために時間を作って、1円にもならないことを手伝っていただいたことを素直に感謝していると同時に、申し訳ない気持ちになりました。

「お忙しい時期なので、トレリスの移動の提案などしないで黙っていれば、トラクターをかけて終わったことなのに・・・私たちはとても助かり感謝していますが、面倒なことに巻き込んでしまい申し訳ありません・・・。」と伝えたら、

(山岸さんたちに)成功してほしいから」と。
親柱の幅を狭くしてトレリスを増やせば、たくさんりんごを植え付けることができ、同じ面積の畑でも収穫量が増えるので、当然収入が増えます。
私たちもそれは承知していましたが、そこまで考えていただけていたことが嬉しく、なんだか泣けてきました。

「りんご農家をやりたい!」という気持ちから始まったりんく農園は、いろいろな方に応援していただいていると改めて実感した瞬間でした。

”絶対に成功させる!!”と、心が引き締まった時に
(山岸さんたちが)失敗して夜逃げされても困るしな」と言葉が続き、笑っちゃいました。

今日までいろいろなコトがありましたが、「新たな場所」へ【畑の引っ越し】をしてよかったと心底思います。

 ≪関連ブログ≫ 新規就農者の「畑の引っ越し」 カテゴリーの記事一覧 - 思い立ったが吉日!

 

新規就農者の畑の引っ越し② ~畑の整地 編~

 

新規就農2年目に「畑の引っ越し」をして、新たな場所でりんご農家を再スタートすることになりました(2021年)。

植えてあるりんごの樹をそのまま育てて剪定をしていますが、一部を伐採・抜根して新たに苗木を植え付けるために畑の整地を進めています。 

トラクターやバックホーなどを持っていない新規就農者が、自力で行うことはほぼ
可能なことを可能にしてくれたのは「畑の引っ越し」先の方々の協力があってこそ!!

日々、感謝の連続で“この新たな場所へ畑を引っ越してよかった!!”と、心底思っています。

 

2020年12月25日(金)
不要な樹の伐採・間伐・片付けまでやっていただけることになり、早速、伐採が始めました。

f:id:agri-connect:20210223220000j:plain
「2020 / 12 / 25:樹の伐採が始まりました!」

 

2020年12月28日(月)
樹の伐採が済んだところから、抜根が始まりました。f:id:agri-connect:20210223220104j:plain
「2020 / 12 / 28:切り株の抜根が始まりました!」

 

樹を伐採・抜根したあとにトラクター畑を耕す準備として、
トレリスの中間支柱とワイヤーを外す作業をします。

 

2021年02月16日(火)
中間支柱とワイヤーが太い針金で留まっているので、この針金を外す作業。
この日は風が強く、脚立での作業はなかなか大変でした。

f:id:agri-connect:20210223220231j:plain
f:id:agri-connect:20210223220235j:plain

「2021 / 02 / 16:針金が錆びているので、外すのにコツが必要でした」

 

2021年02月18日(木)
針金とワイヤーを外したので、中間支柱をスコップで掘り起こして集めます。
ここの畑は石がないので、掘り起こしも楽チンです!

f:id:agri-connect:20210223220409j:plain

f:id:agri-connect:20210223220416j:plain
f:id:agri-connect:20210223220422j:plain

「2021 / 02 / 18:中間支柱は長いのですが、私ひとりでも運べる重さです」

 

2021年02月19日(金)
昨日の夕方から雪が降り始め、今朝は一面雪景色になりました。f:id:agri-connect:20210223220459j:plain
「2021 / 02 / 19:陣馬形山を望む」
≪関連ブログ≫ 2019/12/02★陣馬形山(じんばがたやま)へ行ってきました - 思い立ったが吉日!

 

畑の枝拾いをする予定でしたが、雪が解けるまでは剪定作業の続きをしました。f:id:agri-connect:20210223220521j:plain
「2021 / 02 / 19:中央アルプスを望む」

午後になり、だいぶ雪が解けたので枝拾いを始めました。
拾い始めると想像以上にいろいろなものが集まり、1通り終わる頃には軽トラの荷台が山盛りになります。

f:id:agri-connect:20210223220601j:plain
f:id:agri-connect:20210223220606j:plain

「2021 / 02 / 19:枝を拾うのも捨てるのも、なかなか重労働です」

 

2021年02月21日(日)
この日の午前中で枝拾いが終了しました!
2月なのに春のような陽気で、ジャンバー不要です。

f:id:agri-connect:20210223220749j:plain
f:id:agri-connect:20210223220755j:plain

「2021 / 02 / 21:スカッとしたここの景色は、北海道を思い出します」

 

当初は管理機で耕す予定でしたが、抜根しても人力では抜けない根がたくさん残っているのと、デコボコな地表を平らにするのは管理機では役不足でした。f:id:agri-connect:20210223220848j:plain
「2021 / 02 / 21:明日、トラクターで耕します!」

 

2021年02月22日(月)
この日の午後、トラクターがやってきました!
トラクターを2回かけていただき、1時間半で畑が一変!!

f:id:agri-connect:20210223221019j:plain「2021 / 02 / 22:畑の整地

畑の変化を初めから間近で見ているので、この時点で満足してしまいそうです。
それぐらいの変化ですし、キレイな畑はカッコいい!!

そして、私たちだけではここまで出来なかったことで、本当に感謝しかありません。
どうもありがとうございます!!!

 

苗木の植え付け、そして樹が成長して収穫を迎えるまで、まだまだてしない道のりが続きます。

≪関連ブログ≫
  2020/12/23★リスクを負っても、する理由が私たちにはありました ~畑の引っ越し~ - 思い立ったが吉日!

≪新規就農者の「畑の引っ越し」≫ 
  新規就農者の「畑の引っ越し」 カテゴリーの記事一覧 - 思い立ったが吉日!

 

立派すぎる“ひこばえ”切りに、救世主!?

 

剪定のやり方は人それぞれ考えがあり、どれも正解なのだと思っています。

私たちの場合、まずは
 ①樹全体を見て樹勢や病気の確認
 ②“ひこばえ”を切る
 ③剪定作業へ・・・の手順で、剪定作業を進めています。

そして今、この“ひこばえ”が立派すぎて、切るのに苦戦中。
“ひこばえ”が小さければ剪定ばさみで済みますが、立派すぎるので“のこぎり”で対応・・・。

f:id:agri-connect:20210221223735j:plain
「のこぎりで”ひこばえ”を切っている様子」

この作業がなかなかの重労働で、息を切らしながら切っているのでクタクタ。
本来の剪定作業の進捗を阻みます。

“ひこばえ”・・・とは?≫ 
 2019/01/12★りんごの剪定作業が始まりました!①:三又を1本にする - 思い立ったが吉日!

 

2021年02月12日(金)
樹の剪定前に、“ひこばえ”を切ります。

f:id:agri-connect:20210221223853j:plain
「2021 / 02 / 12:立派なひこばえ」

 

切った“ひこばえ”の一部。
とても剪定ばさみで太刀打ちできるレベルではないほどに、太くて立派・・・。f:id:agri-connect:20210221223910j:plain

f:id:agri-connect:20210221223949j:plain
「2021 / 02 / 12:“ひこばえ”を切った切り口」

剪定前の“ひこばえ”切りが、ここ最近で一番身体に堪える作業かも・・・。
「なんとかしたい」と思いつつ、ようやく救世主を依頼することにしました。
(※救世主は、後日畑に来ます)

f:id:agri-connect:20210221223853j:plain
f:id:agri-connect:20210221224032j:plain

「ひこばえ切り:Before」        「ひこばえ切り:After」

 

2021年02月14日(日)
今日はとてもいい天気!
まだ2月なのに春のような陽気で、ジャンバー不要の薄着で剪定作業。f:id:agri-connect:20210221224106j:plain

f:id:agri-connect:20210221224122j:plain
f:id:agri-connect:20210221224127j:plain

「2021 / 02 / 14:剪定作業中(わい化:シナノスイート)」


2021年02月20日(土)
救世主(レシプロソー)が、やってきました!f:id:agri-connect:20210221224316j:plain
「レシプロソー(左)と、インパクトドライバー(右)」

 

レシプロソーだけ購入するつもりでしたが、
 ■レシプロソー&インパクトドライバーのセット⇒9,980円(税込)
 ■レシプロソーのみ    ⇒8,980円(税込)
 ■インパクトドライバーのみ⇒7,980円(税込)

上記価格なので、セットで購入する方が断然お得だと思います!



実際に“ひこばえ”を切ってみます。
まず使ったのは「解体用」の刃。

(ひこばえを切ると土が付き切れ味が悪くなるので、土壁にも使える解体用の刃を使用)。

f:id:agri-connect:20210221224530j:plain
「2021 / 02 / 21:解体用の刃を装着」

 

ワクワクしながら使ってみますが・・・あれ??
なんか切れ味悪いです・・・!?f:id:agri-connect:20210221224543j:plain
「2021 / 02 / 21:思っていた以上に・・・切れません(解体用の刃)」

 

気を取り直し「木工用」の刃を装着して、再度切ってみました。f:id:agri-connect:20210221224820j:plain
「2021 / 02 / 21:木工用の刃を装着」

 

先ほどは切れなくてビックリしましたが、今度は切れてビックリしました。
のこぎりで切るよりはとっても楽チン!

f:id:agri-connect:20210221224917j:plain
「2021 / 02 / 20:今度は大丈夫!ちゃんと切れました!!(木工用の刃)」

 

この救世主(レシプロソー)、一つ欠点なのは「バッテリーの持ちが良くない」こと。

実際に、立派すぎるひこばえを4本分切って、バッテリー切れになりました・・・。
予備バッテリーの用意が必要になります。

なので、基本的にはある程度手動で切り、大きくて手ごわい部分だけ救世主にお願いすることにしました。それだけでも、作業がだいぶ楽になります。

 

「“ひこばえ”切りは後回しで、先に剪定を進めた方がいいのでは」と言われたことがありますが、私は【“ひこばえ”切りも剪定作業の一部】と考えています。

“ひこばえ”を切る時に、樹の根元を見ることになり病気の発見にもつながるからです。

ボーボーだったひこばえを切り、見えた根元に“腐らん病”を見つけました。
病気の状態で「削って治す」か「バッサリ切るか」で、その後の剪定が変わってきます。

f:id:agri-connect:20210221225353j:plain
f:id:agri-connect:20210221225357j:plain

「2021 / 02 / 21:違和感があった部分を削ってみると“腐らん病”でした」

 ≪関連ブログ≫ 
  2019/03/14★病患部の削り取り作業が始まりました!(腐らん病①) - 思い立ったが吉日!
  2019/03/26★病患部の削り取り作業が始まりました!(腐らん病②) - 思い立ったが吉日!

 

そして、痛感しました。
私たちが兼ねてから進めている「高密植栽培」で、早く畑を完成させたいです。

そうすれば、今やっている“ひこばえ切り”は不要になるからです。
それどころか“ひこばえ”が貴重なものになるからです。

 ≪関連ブログ≫
  2020/03/28★りんごの「高密植(こうみっしょく)栽培」に挑戦します!! - 思い立ったが吉日!

 

ロゴマークを作成しました!

 

ようやく、りんく農園の「ロゴマーク」を作りました!f:id:agri-connect:20210214224931j:plain

 

早速、先日作成したホームページにも使いました。f:id:agri-connect:20210214225030j:plain
「りんく農園 ホームページ https://linkfarm.jp/ 

 

マウスを使ってフリーハンドで書いたので、よく見ると線がガタガタしていますが、これも手書き良さと思っています。

文字の色を変えると雰囲気が変わるので、用途や気分に応じて使い分けしようかと思います。

f:id:agri-connect:20210214225342j:plain
f:id:agri-connect:20210214225346j:plain

 

ホームページを作成しました!

 

ようやく、「りんく農園」ホームページを作成しました!!
f:id:agri-connect:20210210230311j:plain
「トップページの写真は、スライドショーで変わります」

「りんく農園」ホームページ https://linkfarm.jp/

 

兼ねてから検討していたものの、ホームページ作成を先延ばしにしていました。

「新規就農2年目」「畑の引っ越し」という節目に意を決して作成しましたが、思っていたような心配もなくできてしまいました。

 

・・・と言っても内容はまだまだこれからなので、ブログと併用してホームページも進化させていきます。

りんごの収穫時期には、りんごの販売情報などホームページを通じてお伝えできればと思っています。

ブログとともに、ホームページもよろしくお願い致します!!

「りんく農園」ホームページ https://linkfarm.jp/

 

のどかな景色に癒されながらの剪定作業!2021

 

「新たな場所」の畑は、平らで脚立がとても立て易く、作業がし易く、景色がとってもいいところです!

f:id:agri-connect:20210206211020j:plain
「2021 / 02 / 05:雪化粧した中央アルプスが圧巻!!」

りんごの樹はすべて“わい化”で、剪定ばさみ・鋸(のこぎり)・誘引ロープをメインに使っていますが、時々チェーンソーを使っています。

昨年の剪定と比較すると、チェーンソーの出番がとても少ないです。
 ≪関連ブログ≫
  2020/02/02★ふじの剪定作業が始まりました!2020 - 思い立ったが吉日!
  2020/02/11★間伐(かんばつ)で空間をつくり、光が入る畑にしました! - 思い立ったが吉日!

チェーンソーの混合燃料やチェーンソーオイルの消費、刃の目立て時間も“エコ”

切り口が少なければ塗布する薬も少なくて済むので、塗布する手間、薬の購入代、切った枝を処理する時間・・・など、いろいろな意味で“エコ”な剪定です。

f:id:agri-connect:20210206211405j:plain
f:id:agri-connect:20210206211403j:plain

「2021 / 02 / 02:大きくてもこれぐらいの大きさの樹(ふじのわい化)」

 ≪関連ブログ≫
  2020/02/26★剪定の切り口と、削り取った病患部に薬を塗布しています! - 思い立ったが吉日!
  2020/03/03★剪定した枝をチッパーにかけて片付けました! - 思い立ったが吉日!

 

時々、病気もありますが許容範囲内。

f:id:agri-connect:20210206212636j:plain
「2021 / 02 / 06:赤衣病にかかったりんごの枝」
 ≪関連ブログ≫ 2019/04/02★病患部の削り取り作業が始まりました!(赤衣病) - 思い立ったが吉日!



この「新しい場所」はスカッと開けていて、北海道を思い出すような景色。
畑から見える山は、毎日違う顔を見せてくれます。

f:id:agri-connect:20210206213400j:plain
「2021 / 02 / 06:りんご畑からの中央アルプス」


「新たな場所」の地域の方々がとても協力的で、不要な樹の伐採・間伐・片付けまで当たり前のようにキチンとやっていただき、本当に助かっています。
畑の引き渡し時は「不要なもの自分たちで片づけることが当たり前だと思っている」と言っていました。

先月まで畑を借りていた松川町の時とは、雲泥の差。
地域が変われば意識の差がここまで違うのかと驚愕していますが、この「新たな場所」へ来てよかったと心底思います。

何をやっていても、今は楽しいです!!

 

「新たな場所」で、剪定作業が始まりました!2021

 

新たな場所で畑を借り、りんご農家を再スタートしました。

1月から少しずつ畑の調整をしていましたが、本日【02/01】からいよいよ剪定作業が始まりました!

借りる畑は、すべてりんごの棚(トレリス)があります。
高密植栽培をやろうと思っている私たちにとっては、最高の条件です!

f:id:agri-connect:20210201213824j:plain

f:id:agri-connect:20210201213828j:plain
「2021 / 02 / 01:約100m近いトレリスが、30通りほどあります」

 

数年後には、すべての畑に高密植栽培の苗木(M9自根)を改植するので、これから剪定を始めるりんごの樹はそれまでの間、大事に使わせていただきます。

f:id:agri-connect:20210201214017j:plain
「2021 / 02 / 01:剪定作業が始まりました!(ふじのわい化)」
≪関連ブログ≫ 「りんごの高密植栽培・・・とは?」
 りんごの「高密植栽培」 カテゴリーの記事一覧 - 思い立ったが吉日!



畑を借りた1年前、まさか1年後に畑を全部返すとは夢にも思っていませんでしたし、松川町でずっと【りんご農家】として生きていくことに、何の疑問も不安もありませんでした。

 

畑を借りた1年前、そして畑を借りて約1か月後。

畑の地主さんご夫妻から、嫌がらせを受け始めました。
いろいろなことが身に降りかかりましたが、隣りの農家さんや地域の方々に助けていただき、その都度、なんとか回避してりんご農家を続けてきました。

 

ある日、決定的な出来事が起こりました。
今まで受けた数々のことも含めれば、農業を辞めようかと思うほどの出来事。
それでも私たちは「農業を辞めることではなく、他の地域で農業を続けることを考えました。

理不尽な嫌がらせに屈するほど軽い気持ちで「農業」を始めたわけではありません。
自分の人生を懸け、更には夫の人生まで巻き込んで始めた「農業」

覚悟を持ってこの地へ乗り込んできたわけで、そう簡単に諦めません。

 

他の地域で農業を続ける方法として、同じ松川町内で新たに畑を借りることは考えず、まずは近郊の市町村の役場へ足を運び、情報収集をしました。

今思えばそれが功を奏し、すべてが良い方向へつながりました。

≪関連ブログ≫
2020/12/23★リスクを負っても、する理由が私たちにはありました ~畑の引っ越し~ - 思い立ったが吉日

 

就農1年目は、本当にいろいろありました。
松川町で順風満帆に農業ができなかったからこそ、日常では出会うことがない方々と交流することができ、すべてにおいて今までより好条件の畑を見つけることができました。

就農2年目は、再スタートとして畑を作り直します。
畑の伐採や抜根は、ここの地域の方々がやってくださり、ものすごく助かっています!

今年も私たちが作ったりんごで「おいしい!」の笑顔を増やすため、農作業に励みます!!

≪関連ブログ≫
 就農1年目(2020年)★【りんご農家】就農1年生 カテゴリーの記事一覧 - 思い立ったが吉日!
 就農2年目(2021年)★【りんご農家】就農2年生 カテゴリーの記事一覧 - 思い立ったが吉日!


≪関連ブログ≫ 

 新規就農までの道のり(2018年)★新規就農までの道のり 2018 カテゴリーの記事一覧 - 思い立ったが吉日!
 新規就農までの道のり(2019年)★新規就農までの道のり 2019 カテゴリーの記事一覧 - 思い立ったが吉日!
 新規就農までの道のり(2020年)★新規就農までの道のり 2020 カテゴリーの記事一覧 - 思い立ったが吉日!