思い立ったが吉日!

~40歳過ぎから始める新規就農~

新規就農を目指している皆さまへ(新規就農51ヶ月目の私が思うこと)

 

Iターン新規就農を目指すことは、完全アウェイな環境でゼロから土台を築くこと

Iターン新規就農「ゼロから1」を築くことは、

土台が出来上がっている農家さんが「10を100にすること」より困難極まりなことです。

ここでは【新規就農51ヶ月目】の私が、思うこと・感じていることを記します。

 

 

どんな栽培方法でも、借りた状態のままだけではなく、大なり小なり改植をするべき!

理由①:借りた畑の樹の耐用年数、とっくに過ぎているかも!?

     植え付けしてからは年月と比例して、収穫量は上がっていきます。
     でも樹は永遠ではなく、ある時期から収穫量が減ってきます

     バリバリ働けるのに、オーナーさんが畑を貸すとは、考えにくい。
     オーナーさんが高齢ならば、樹も高齢の可能性はかなり高い
     改植をしなければ、計画上の収穫量すら見込めません。

理由②:借りた畑のオーナーさんとは、立場環境異なるから

     バリバリ働けるのに、オーナーさんが畑を貸すとは、考えにくい。     
     畑を借りたオーナーさんは、ほぼ農業以外に収入があります(年金など)

    「兼業農家」「半農半X」を目指しているならこの限りではありませんが、
    「専業農家」で農業を考えているならば、綿密事業計画
     改植をしなければ、農業経営の継続が困難に、または想像を絶する
     苦労が待ち受けています。

 

理由③:いい状態新規就農者が借りられる確率は、ほぼゼロ!

     手入れが行き届いた “すぐお金になる畑” ならば、地域の農家さんが真っ先
     に借ります。

     そして、借りる側のことを考え、手入れが行き届いた状態で畑を貸す意識の
     高いオーナーさんは、少なからず居ます

     でも、よそ者(新規就農者が借りられる畑は「お金と時間」をかけて
     樹を治さないと “使えない畑” がほとんど・・・という現実
     だから、大なり小なり改植をするべきです!!

 

 

だいたいの「困りごと」は、潤沢すぎる資金があれば解決できる!

身も蓋もない話ですが現実、この言葉通りです。
ただ、資金があっても解決できない「困りごと」があるのも事実

 

 

これから新規就農を目指したい人が「参考にするべき人」は、
「ゼロから1」を築き 成功” しているIターン新規就農者!

 


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