ここで言う【畑の引っ越し】とは・・・
今まで借りている畑を返却して、新たな場所で畑を借りて農業を続けること。
昨年、購入・譲っていただいた幼木(3年生)
昨年、接ぎ木して育てた苗木(1年生)
どちらも、新しい引っ越し先の畑へ連れて行くことにしました。
前回の「~苗木編~」「~幼木編~」「~一時保管~」からの続きです。
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2021/01/19★新規就農者の「畑の引っ越し」 ~苗木編~ - 思い立ったが吉日!
2021/01/22★新規就農者の「畑の引っ越し」 ~幼木編~ - 思い立ったが吉日!
2021/01/26★新規就農者の「畑の引っ越し」 ~ 一時保管編(苗木・幼木)~ - 思い立ったが吉日!
苗木・幼木の保管方法は「畑に仮植え」することが一番いいことは承知していますが、それが出来ない環境なので、別の方法で「一時保管」を試みています。
保管場所としては、冷蔵庫や地下室や蔵(くら)のような場所が最適であること。
(A)→温度が一定な場所
(B)→日差しが当たらない暗い場所
(C)→風が当たらない場所
そして、苗木・幼木を【乾燥】から守ることを兼ねて「ラップ」や「黒マルチ」でグルグル巻きにしました。
≪関連ブログ≫
2021/01/26★新規就農者の「畑の引っ越し」 ~ 一時保管編(苗木・幼木)~ - 思い立ったが吉日!
そして「グルグル巻きの上部を空けた」理由は、
⇒苗木・幼木の【乾燥防止】として定期的に水をかけるためです。
今回の「一時保管」のヒントをいただいた方の話によると、土から掘りあげた苗木・幼木は根から水分を得ることができません。
枝から蒸発してしまう水分を、自分では補うことができないので【乾燥】してしまうそうです。
そして、小さい樹より大きい樹は表面積が大きいので、より蒸発しやすいそうです。
その【乾燥】を防ぐため、10~14日ごとにジョウロなどで上から水をかけます。
「2021 / 01 / 05:私はジョウロではなく動噴で水をかけています」
‟パレットの上に立てた状態“で保管することは、余計な水がパレットの下に全部落ちるため、理にかなっています。
「パレットの上にコンテナを並べ、幼木を立てている状態」
ひとつ心配なことは、冷蔵庫や地下室などの温度が一定な場所ではなく、ほぼ外と同じ温度になる小屋の中で保管しているので、かけた水が凍って悪さをしないのだろうか・・ということ。
でも考えてみれば、畑のりんごの樹たちは氷点下にさらされているわけです。
“大丈夫・・・だろう”と思いつつ、水をかけるのは最低気温が氷点下にならない時を見計らって行っています。
「春までの管理(畑に仮植えをしない場合)」
3月中には畑へ植え付けしたいので、あと1ヶ月と少し。
苗木・幼木たちが、なんとか無事に越冬してほしいと思っています。
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