トレリス(りんごの棚)の準備も終盤。いよいよ、植え付けが始まります!!
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2021/03/07★新規就農者の畑の引っ越し③ ~トレリスの移動&増設編~ - 思い立ったが吉日!
2021/03/28★新規就農者の畑の引っ越し④ ~トレリスの整備&畑の耕うん編~ - 思い立ったが吉日!
2021年03月24日(火)
植え付けをする通りに、中間支柱を立てました。
「2021 / 03 / 24:中間支柱立て作業」
黄色矢印の部分に両足で体重をかけ、支柱を地中に沈み込ませます。
「2021 / 03 / 24:耕したので多少フワフワですが、思うように沈まず・・・」
それでも、今年植え付けする通り(8通り分)に中間支柱を90本以上立てました。
「2021 / 03 / 24:あとは、ワイヤーを張れば完成となります」
2021年03月27日(土)
畑へ行く前に、松川町で借りている小屋に保管している幼木たちを運びました。
「2021 / 03 / 27:昨年12月に掘りあげた、幼木たちの様子」
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2021/01/19★新規就農者の「畑の引っ越し」 ~苗木編~ - 思い立ったが吉日!
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2021/01/29★新規就農者の「畑の引っ越し」 ~春までの管理編(苗木・幼木)~ - 思い立ったが吉日!
風がビュービュー入り込むし日差しも入るので、小屋の中はほぼ外と同じ温度。
連日の暖かさで、芽吹いていました。
「2021 / 03 / 27:芽吹いているのは生きている証拠なので、ひと安心!?」
昨年12月に掘りあげてから今日まで、動噴で樹の上部への水やりは3回。
根に水やりはしませんでしたが、袋に入れていたため、根の乾燥は防ぐことができたようです。
「2021 / 03 / 27:袋の中には水滴がたくさん付いています」
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2021/01/29★新規就農者の「畑の引っ越し」 ~春までの管理編(苗木・幼木)~ - 思い立ったが吉日!
全部で5パレット分ありますが、1パレット分で軽トラックがいっぱいに。
「2021 / 03 / 27:これで約40本分(4年生シナノリップ)」
畑へ着き、まずは水やりを。
「2021 / 03 / 27:袋はそのまま活用して、上部に穴をあけて水を入れました」
先日、中間支柱を立てたので、1通りにつきワイヤーを2本張ります。
今回は、重いワイヤーではなく【エクセル線】というプラスチック製の線を使用。
軽量で強度もあり、柔軟性があるので扱いやすく、なにより安価!
軽量ということでトレリス(りんごの棚)への負担も軽減されるのでは・・・という狙いもあります。
「一巻:1000m、重さ:約6㎏、価格:5,750~10,000円(#12、線径2.5㎜)」
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2021/03/28★新規就農者の畑の引っ越し④ ~トレリスの整備&畑の耕うん編~ - 思い立ったが吉日!
エクセル線の先端は、ワイヤークリップで留めました。
エクセル線を2本張り(黄色矢印)、幼木を植え付ける場所に支柱を立てます(赤色矢印)。
「2021 / 03 / 27:支柱の間隔(植え付け間隔)→80㎝」
太い根は、ハサミで切りながら植え付けをしました。
「太い根を切る(Before)」 「太い根を切る(After)」
太い根を切る作業で気づいたこと。
⇒太い根ばかりの樹は、枝も太くて樹勢が強いものが多い。
⇒逆に、根が毛細血管のように細くてフワッとしていると、枝も細くて樹勢が落ち着いている。
樹勢を落ち着かせることは、見えている地上部分の問題だけではなく、見えていない根の部分と深く関連していることがよく分かりました。
植え付けして、水やりをします。
「2021 / 03 / 27:植え付けの様子」
「2021 / 03 / 27:”果樹園のフェラーリ”で、水やりの様子」
今までは、ワイヤーと幼木を誘引ロープで留めていました。
しっかり縛っても動いてしまうことが多く、今回は「グリップクリップ」というものを使いました。
「グリップクリップ(105㎜)を使用(ニュージーランド製)」
このクリップは「ワイヤーの太さ(2.5㎜)のみ対応」という条件付きですが、取り付けが簡単で、しかもクリップが動かないので作業効率はとてもいいです。
ただ、ワイヤーに取り付ける時にクリップがかなりの確率で破損するため、ちょっと考えものです。
購入先に問い合わせして、破損したものは交換していただけることになりましたが、その手間を考えると、総合的に効率がいいのかは「???」です。
2021年03月29日(月)
昨日の雨で、桜の開花が一気に進んだように感じます。
「2021 / 03 / 29:近所の風景(松川町)
畑では、雨が蒸発して幻想的な景色を作りだしていました。
「2021 / 03 / 29:山では雨ではなく雪だったのかも」
この日は、シナノドルチェ(4年生)の植え付け。
「2021 / 03 / 29:要領を得てきたので、作業がスムーズです」
水やりも“果樹園のフェラーリ”で楽チン!
「2021 / 03 / 29:今まではバケツリレーでしたから・・・(涙)」
2021年03月30日(火)
本日、4年生の植え付け最終日(秋映)。
「2021 / 03 / 30:4年生の秋映(右)と、2年生の苗木(左)」
4年生クラスの大きさだと、50本以上の植え付け作業に約一日かかりました。
明日からは、2年生の植え付けが始まります。
「2021 / 03 / 30:植え付け後、水やりの様子」
2021年03月31日(水)~04月01日(木)
今日から2年生の苗木を植え付けます。
背丈が低く、ワイヤーの高さに達していないので、マイカー線を張り、植え付け準備をします。
「2021 / 03 / 31:2年生も 80㎝ 間隔で植え付けします」
マイカー線にはグリップクリップが使えないので「トーカバンド」という引っ掛けがついた輪ゴムを使います。
「2021 / 03 / 31:1㎏入りですが、何個入りかは不明・・・(数えていません)」
昨年の3月に接ぎ木して育てた苗木ですが、生育の差がとてもあり、私の身長ほどに大きくなったものや、数センチしか大きくならなかったもの。
今年は肥料をすき込んだので、大きくなってほしいです。
「2021 / 03 / 31:どちらも2年生の苗木」
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2020/04/01★「高密植栽培」で使う苗木づくりをしました!(追記あり) - 思い立ったが吉日!
昨年の冬に、畑から掘りあげた幼木・苗木たち。
松川町から中川村へ「畑の引っ越し」が完了しました!!
うまく根付けば、仮植えする場所や整った施設がなくても、掘りあげて越冬させる方法が見つかったことになります。
ただ、やはり仮植えするか、掘りあげてすぐに定植できる環境が一番望ましいことではあります。
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そして、植え付け作業はまだ続きます。
今年接ぎ木した新1年生の苗木たちを「約700本」植え付けをします。