「日本で栽培されている、ほとんどの・・・」
りんごは、一本の樹だけでは、受粉できません。
りんごは、同じ品種の樹だけでは、受粉できません。
りんごは、同じ遺伝子の型だけでは、受粉できません。
もう少し専門的な話になると、
日本で栽培されているほとんどのりんごは「自家不和合性」という性質を持っています。
⇒同じ品種・同じ遺伝子間では、受粉しても結実しない性質のこと
そのため、りんご畑ではいろいろな種類のりんごを植えることが多いです。
さらに、受粉をするためだけに育てているりんごの樹もあり「受粉樹」と呼んでいます。
「受粉樹」は、りんご畑の ”陰の立役者” !
※”陰の立役者”とは・・・目立つことはないが、物事を成功させたり目標達成するために裏で重要な役割を果たす人のこと
≪りんく農園の ”陰の立役者(受粉樹たち)” を ご紹介!≫
【受粉樹:X】★開花トップバッター
「りんく農園で、最初に花を咲かせる受粉樹(受粉樹:X)」
【受粉樹:Y】★受粉樹Xの5~6日後に開花
「受粉樹Xより、ひとまわり小さい花を咲かせます(受粉樹:Y)」
【受粉樹:Z】★受粉樹Xの3~4日後に開花
「ほんのりピンクの、かわいらしい受粉樹(受粉樹:Z)」
りんごの開花時期は、品種によってバラバラ。
りんく農園では「シナノリップ」が一番早く咲き始め、「シナノドルチェ」が一番のんびり咲き始めます。
(※開花時期は、収穫時期と比例しているわけではなく、晩生種でも早くに開花するりんごもあります)
そして「受粉樹」も、開花時期は品種によってバラバラ。
なので「受粉樹」も、一種類ではなくいくつかあるといいのかもしれませんね。