思い立ったが吉日!

~40歳過ぎから始める新規就農~

フウゼンノトモシビ・・・(りんごの挿し木④)

 

挿し木の【成功】は「挿し木した穂木から根が出てくること

「シナノリップ」の挿し木、残りは「3つ」
挿し木した頃とは違い、とても淋しい状況です。

根が出てきているか確認したいところではありますが、もう少し現状維持で見守り
たいと思います。

 

f:id:agri-connect:20190729214548j:plain
f:id:agri-connect:20190729214606j:plain

「挿し木から 81日後:2019/07/09」    「挿し木から 65日後:2019/07/09



f:id:agri-connect:20190729214922j:plain
f:id:agri-connect:20190729214934j:plain

「挿し木から 88日後:2019/07/16」    「挿し木から 72日後:2019/07/16」



f:id:agri-connect:20190729215029j:plain
f:id:agri-connect:20190729215038j:plain

「挿し木から 98日後:2019/07/26」    「挿し木から 82日後:2019/07/26」


 

f:id:agri-connect:20190807211224j:plain
f:id:agri-connect:20190807211240j:plain

「挿し木から 103日後:2019/07/31」    「挿し木から 87日後:2019/07/31」


最初に挿し木をした鉢(丸い鉢)は、3本のみ残っています。
あとから挿し木した鉢(四角い鉢)は、全滅してしまいました・・・。

やり方なのか、時期なのか・・・。
「接ぎ木」より難しいと感じていますが、引き続き、観察していきます!!

≪「接ぎ木」とは??≫ りんごの「接ぎ木」 カテゴリーの記事一覧 - 思い立ったが吉日!

 

≪りんごの挿し木 観察日記≫
 りんごの挿し木 観察日記 カテゴリーの記事一覧 - 思い立ったが吉日!

 

「林檎(りんご)」の名前の由来、知っていますか?

 

りんご農家を目指し始めてから、日常的に「りんご」に関わっていますが
“「りんご」の名前の由来ってなんだろう??”と疑問に思い、調べてみました。


「りんご」は、漢字で「林檎」と書きます。

  ■林檎の「林」は、漢字の通り「林(はやし)」を意味しています。

  ■林檎の「檎」は、「木」と「禽」に分けて考えると・・・
      ⇒「禽」は、「鳥(とり)」を意味しています。

りんごの果実が甘いので、にたくさんが集まってきたことから
と呼ばれるようになったとか。

 

 

「りんご(林檎)」の由来を知り、私自身とても納得しました。

りんご畑で作業をしていると鳥たちを見かけることが多く、何度か「鳥の巣」を
見つけたことがあるからです。

巣の中は空っぽの事が多いのですが、小さいたまごがある場合もあります。

f:id:agri-connect:20190614211006j:plain



先日、別の場所でふ化したヒナたちが巣の中に居たのでビックリ!!

f:id:agri-connect:20190804230849j:plain
f:id:agri-connect:20190804230901j:plain

「かわいいヒナが4羽、スヤスヤ寝ていました」

≪関連ブログ≫
 2018/08/13★りんご畑の名わき役!? - 思い立ったが吉日!
 2018/12/08★「フクロウはリンゴを守る」の記事に興味が湧きました! - 思い立ったが吉日!
 2019/06/15★りんごの摘果作業が続いています! - 思い立ったが吉日!

 

近年、高齢化後継者不足“離農(りのう)”する農家さんが増えています。
長野県のりんご産地である、ここ松川町でもそれは例外ではありません。

離農をキッカケに、りんご畑を切ったり、ソーラーパネルへ転換する方もいます。
管理できないりんごの樹をそのまま放置しておけば、病気と虫の温床となり
周りの農家さんたちに迷惑をかけてしまうからです。

今まで大切に育ててきたりんごの樹を切ってしまうことは、とても悲しいことですが
【畑を管理できない・後継者がいない】のならば、仕方のないことかもしれません。


私たち夫婦は、いよいよ来年から独立して就農する予定です。
りんごの畑は、離農を考えている農家さんからそのまま引き継ぎます

f:id:agri-connect:20190504231030j:plain
「休みの日には、借りる畑の作業を手伝いに行っています」

≪関連ブログ≫ 2019/05/06★「花そう摘花」が始まりました! - 思い立ったが吉日!



離農する農家さんたちの想い、りんごの樹と畑、りんごの樹に生息している鳥たち。

私たちが後継者になることで、少しでも守れるものがありました。
あの時、“りんご農家になる!”と思い立ち、すぐに行動して決断してよかったと
思っています。 

 

ジャガイモを収穫しました(メークイン、だんしゃく)

 

梅雨明け直前の7月下旬。
なかなか晴天が続きませんが、思い切ってジャガイモを収穫しました。

f:id:agri-connect:20190730224644j:plain
「2019 / 07 / 26:“でべそ畑”にて(メークイン)」

 

f:id:agri-connect:20190730224937j:plain
f:id:agri-connect:20190730224955j:plain

「2019 / 07 / 26:掘りおこし(Before)」 「2019 / 07 / 26:掘りおこし(After)」


大小いろいろですが、一つの種イモから【6~10個】ぐらい収穫できました。

f:id:agri-connect:20190730225157j:plain
f:id:agri-connect:20190730225213j:plain

「今年のメークイン:ツルンとしたものとボコボコのものと、いろいろです」

 

花が咲かなかった「だんしゃく」も、土の中でしっかり大きくなっていました。

f:id:agri-connect:20190730225319j:plain

f:id:agri-connect:20190730225334j:plain
f:id:agri-connect:20190730225348j:plain

「今年のだんしゃく:花が咲かなくても、しっかり育っていました」

≪袋を使ったジャガイモ栽培⑤≫
後日、こちらも掘り起こしました。
畑で育てていたものより、細かい根がたくさん張っています。

f:id:agri-connect:20190730231141j:plain
「2019 / 07 / 28:“袋を活用したジャガイモ栽培(だんしゃく)」


思っていた以上に、立派なジャガイモが収穫できました!!

f:id:agri-connect:20190730231256j:plain
f:id:agri-connect:20190730231310j:plain

f:id:agri-connect:20190730231322j:plain
2019 / 07 / 28:緑化していないものを収穫できました!

≪袋を活用したジャガイモ栽培①~④≫
  2019/05/16★ジャガイモの芽が出始めました・・・が(霜の被害と袋を活用した栽培) - 思い立ったが吉日!
  2019/06/02★ジャガイモの“芽かき”と”土寄せ”をしました - 思い立ったが吉日!
  2019/06/13★ジャガイモの花が咲き始めました - 思い立ったが吉日!
  2019/07/25★そろそろジャガイモを収穫します - 思い立ったが吉日!



≪ふりかえり 2019≫
“でべそ畑”にて収穫できたジャガイモは【59㎏】!!
(内訳) ■だんしゃく⇒12.4㎏ 
     ■メークイン⇒38.4㎏
      ※緑化してしまったジャガイモ⇒10.4㎏

f:id:agri-connect:20190730234810j:plain

 

ちなみに、使った種イモは・・・
 ■だんしゃく⇒10個 ■メークイン⇒2㎏

f:id:agri-connect:20190731223354j:plain
“種イモの約30倍”収穫できたので、収穫量としては大豊作だと思います」

 

 

≪ふりかえり2019(袋を活用したジャガイモ栽培)

 今回初めて挑戦しましたが、思っていた以上に立派なジャガイモが収穫できました。
 “袋を活用したジャガイモ栽培”の収穫量【2.2㎏】!!

f:id:agri-connect:20190731000857j:plain
f:id:agri-connect:20190730231256j:plain
f:id:agri-connect:20190730231310j:plain

 

やってみて感じた「メリット・デメリット」は、

 ■メリット 畑がなくても栽培できること
        →一度の土寄せで緑化したジャガイモがなかったこと
        →鉢で育てるよりは、水やりの回数は少なくて済むこと
        →雑草の管理が楽なこと(ほとんど生えなかった)

 ■デメリット→鉢よりも水分の蒸発は少ないものの、適度な水やりは必須なこと
        (完全なホッタラカシでは育たない)

 

≪反省点 2019≫
 ★緑化したジャガイモが多かったこと(⇒10㎏以上も緑化させてしまった・・・)
  →土寄せが足りなかったから(特に雨降り後の土寄せ)

 ★(メークインのみですが)表面がボコボコしたものが多かったこと
  →畑の耕しが足りなかったから、だと思います

f:id:agri-connect:20190731003818j:plain
f:id:agri-connect:20190731003844j:plain

「メークイン:通常のもの」       「メークイン:表面がボコボコなもの」

 

緑化したものが10㎏以上ありましたが、昨年に比べると圧倒的に大豊作です!!!

反省点は多々ありますが、自分が育てて収穫したものは愛着が湧きます。
ジャガイモは日持ちしますし、いろいろな料理にも使えて重宝するので、
また来年も育てることを検討しています。

 

段ボールコンポスト9号が稼働しました ~8号は熟成中、7号は畑へ~

 

今年の4月から稼働していた「段ボールコンポスト8号」が “おなかいっぱい”
なったので、「段ボールコンポスト9号」へバトンタッチ。

コンポストを交代させるタイミングは、だいたい3ヶ月ぐらいを目安にしています。

マメにかき混ぜても水分が多く、処理能力が下がってきたと感じたらそろそろ交代の
タイミングだと思い、次のコンポストを準備し始めます。

  

≪コンポスト9号(07/26~稼働中)≫

「コンポスト7号」の時に使っていた箱の状態がいいので、今回も再利用します。

f:id:agri-connect:20190729204558j:plain



毎回のことですが、ピートモスくん炭の分量は「3:2」(目分量です)。

f:id:agri-connect:20190729204610j:plain
f:id:agri-connect:20190729204624j:plain

 

 

≪ふりかえり(コンポスト8号)≫

“お腹いっぱい”になり、熟成中の「コンポスト8号」
【15㎏以上】もの生ごみを処理してくれました。

f:id:agri-connect:20191112225908j:plain
(※稼働期間:2019/04/11~2019/07/25)⇒106日間

≪関連ブログ≫ 2019/04/23★段ボールコンポスト8号が稼働しました - 思い立ったが吉日!

 

 

≪畑へすき込み(コンポスト7号)≫

畑の引っ越しがあり、なかなか出来なかったのですがようやく畑へすき込みました。

f:id:agri-connect:20190729210754j:plain
「畑へすき込み、生ごみは“堆肥”へ変身します!!」

≪関連ブログ≫ 2018/12/24★段ボールコンポスト7号が稼働しました - 思い立ったが吉日!

 

2016年6月から始めた「段ボールコンポスト」

好奇心から始まったことですが、今では生ごみを計量してコンポストへ入れることが
日課となり、熟成させてから畑へすき込み堆肥にします。
その堆肥で、野菜を育てることが楽しみです。

試行錯誤しながらやってきた「家庭菜園」や「段ボールコンポスト」は、
私が農業を志そうと思ったキッカケであり、今の自分につながっています。

 

≪「段ボールコンポスト」関連ブログ≫ 
  段ボールコンポスト カテゴリーの記事一覧 - 思い立ったが吉日!

 

りんごの「接ぎ木」・・・その後!(ふりかえり 2019)

 

今年の4月に、りんごの「接ぎ木」をしました。

f:id:agri-connect:20190425235052j:plain
f:id:agri-connect:20190425235114j:plain
f:id:agri-connect:20190425235145j:plain

≪関連ブログ≫ 2019/04/27★りんごの「接ぎ木」をしました! - 思い立ったが吉日!

あれから随分と時間が経ってしましたが、「接ぎ木」のその後をふりかえります。

 

「接ぎ木」成功のポイントは【穂木台木形成層を合わせること

f:id:agri-connect:20190718225159j:plain



そして形成層がうまく合うと、接ぎ木した穂木から芽が出て新梢が伸びます。
 ※新梢(しんしょう)→今年新しく伸びた若い枝のこと

f:id:agri-connect:20190718225217j:plain



「接ぎ木」【新梢が伸びてきたら成功◎】だと思って
いましたが・・・少し違いました。
接ぎ木した穂木から新梢が伸びても、その新梢の生育が悪ければ【成功△】なのです。

生育の目安は、今時期(7月下旬ごろ)で新梢が20~30㎝ぐらい伸びていること。

新梢の生育がそれ以下ならば、来年改めて接ぎ木をやり直した方がいいくらい
今後の伸び率が悪く、育つまでに時間がかかってしまいます。
(⇒接ぎ木した新梢を効率よく早く育てた方が、より早く収穫に結びつくため)。

f:id:agri-connect:20190718231138j:plain
f:id:agri-connect:20190718230432j:plain

「接ぎ木:【成功◎】の例」       「接ぎ木:【成功△】の場合」

 

新梢の生育の良し悪しは、以下のことが大きく影響してきます。

 ①  日当たりが良いこと

 ②「接ぎ木」に適した “勢いのある穂木” を使っていること


その他の事柄としては、 

 ③ 短い穂木より長い穂木を使うと、生育が早い場合がある
   (※デメリット ⇒ 穂木が長いと、接ぎ木テープで固定する難易度が高くなるから)

 ④接ぎ木をする台木は、真横(赤い点線)より下向きに生えているものを使用する
   (※理由 ⇒ 上向きの台木に接ぎ木すると、その接ぎ木の樹勢が強くなるから)

f:id:agri-connect:20191024205831j:plain
「④:りんごは“頂部優勢”なので、上に向いているものは樹勢が強くなる」


ハッキリした数字ではありませんが、初めての「接ぎ木」の成功率。
まだまだ経験不足ですが、成功率がゼロではないことにホッとしました。
  【成功 ◎】→20%
  【成功 △】→20%
  【失敗  ✕】→60%

何か新しく品種を増やす時に、苗から育てるよりも「接ぎ木」は有効なので
今回の【成功&失敗】を、次回に活かしたいと思います!

≪関連ブログ≫ 2019/04/27★りんごの「接ぎ木」をしました! - 思い立ったが吉日!

 

そろそろジャガイモを収穫します

 

雨やジメジメした日が続いていましたが、ようやく晴れました。
この晴れ間を見計らって、セミがたくさん飛び立ちました。

4月にジャガイモを植え付けしてから100日以上経ち、そろそろ収穫時期です。

GW明けに霜の被害で一部が枯れてしまい生育が少し遅れたこともあり、もう少し
待ってから収穫します。

≪関連ブログ≫
 2019/04/15★ジャガイモを植え付けました(だんしゃく&メークイン) - 思い立ったが吉日!

 

6月にメークインの花が満開になりましたが、だんしゃくの花は咲きませんでした。

f:id:agri-connect:20190722222210j:plain

f:id:agri-connect:20190722222340j:plain
f:id:agri-connect:20190722222330j:plain

「満開のメークイン」          「花が咲かないだんしゃく」

ジャガイモを育てて、花が咲かなかったことがないのと
“袋を活用したジャガイモ栽培”では、だんしゃくの花は咲いたので、不思議なことも
あるのだな・・・と思っています。

≪関連ブログ≫ 2019/06/13★ジャガイモの花が咲き始めました - 思い立ったが吉日!

 

 

花が咲き終わり、土の中ではジャガイモが大きくなっているはずです。
あとは、葉が黄色くなる【収穫のサイン】を待つのみ。

f:id:agri-connect:20190722222415j:plain
f:id:agri-connect:20190722223029j:plain

「2019 / 07 / 09:ジャガイモ肥大中」   「2019 / 07 / 18:葉が少し黄色に」



≪袋を活用したジャガイモ栽培④≫

こちらはだいぶ葉が黄色くなったので、そろそろ収穫です。
晴れた日に掘ってみようと思います。

f:id:agri-connect:20190722223455j:plain
「2019 / 07 / 18:こちらもだいぶ葉が黄色くなってきました」

≪関連ブログ≫ 2019/06/13★ジャガイモの花が咲き始めました - 思い立ったが吉日!

 

植え付けたサトイモが大きくなってきました

 

今年の5月、サトイモの種イモをいただきました。
すでに種イモの芽が出ているので、そのまま畑へ植え付けます。

f:id:agri-connect:20190715220929j:plain
f:id:agri-connect:20190715220948j:plain

「2019 / 05 / 15:しっかり根付いてね!」


種イモの植え付けから、約1ヵ月。少し大きくなりました。
隣りのジャガイモは、1回目の土寄せをした頃です。

f:id:agri-connect:20190715221132j:plain
「2019 / 06 / 10:梅雨入りしました」


サトイモは水分を好むので、雨が大好き・・・なはずですが、
思っていたほど生育の伸びは見られず。

f:id:agri-connect:20190715221806j:plain
「2019 / 06 / 21:隣のジャガイモは花が咲き始めました」

 


梅雨入りした6月は生育がゆっくりでしたが、7月に入りグングン大きくなりました。

f:id:agri-connect:20190715222636j:plain
f:id:agri-connect:20190715222648j:plain

「2019 / 07 / 11:葉の大きさが20㎝以上になりました」


サトイモは“土寄せ”がポイントで、基本は追肥と併せて3回土寄せをしますが
回数はあまり気にせず、雑草を抜くついでに土寄せをしています。

生育に併せて土寄せを行い、サトイモを肥大させるため最終的に25~30㎝ぐらいの
高さになるよう土を寄せます。

追肥の肥料は、鶏糞などの有機肥料を使うと、ねっとりしたサトイモが収穫できる
そうで、鶏糞を使っています。