思い立ったが吉日!

~40歳過ぎから始める新規就農~

落花生(らっかせい)栽培のリベンジ

 

北海道に住んでいた時、落花生(らっかせい)栽培に挑戦しました。

落花生は暖かい気候を好むので、冷涼な北海道の道東エリアで育つかな・・・と
思いつつ、黒マルチや不織布でトンネルがけをして育てました。

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「2017 / 06 / 14:畑へ植え付けました」


冬の訪れが早く霜が降りて葉が枯れてしまいましたが、それでも少し収穫することが
できました。

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「2017 / 07 / 23」            「2017 / 10 / 07」



今年は、長野県でリベンジです!  今回も、落花生の種から育てます。

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「2019 / 04 /21:落花生の種まきをしました」


時期をずらして、何度も種まきをしました。

うまく発芽しなかったもの、出始めの柔らかい葉をナメクジに食べられる被害も
ありましたが、ある程度の大きさに育ったものを畑へ植え付けました。

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「2019 / 05 / 23:まずは8個の苗を、畑へ植え付けます」


その後も育ったものを畑へ植え付けて、ようやく畝2つが落花生となりました。

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「2019/06/10:ひと畝」            「2019/07/18:ふた畝」


早いものは、花が咲き始めました!!

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「2019 / 07 / 11:落花生は、黄色くかわいい花を咲かせます」



≪袋を活用した 落花生栽培≫ 
じゃがいもに続き、落花生も袋を活用して育てています。

落花生は黄色い花を咲かせ、花が終わるとそこからツル(子房柄:しぼうへい)が
土の中へ向かって伸び、その先端に落花生の実が付きます。

育つ過程が面白いこと、袋を活用した栽培でうまく育つのか。
観察しながら、収穫を楽しみに育てます。

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「2019 / 07 / 09:ポットから袋へ、引っ越しをしました」

≪関連ブログ≫
2019/05/16★ジャガイモの芽が出始めました・・・が(霜の被害と袋を活用した栽培) - 思い立ったが吉日!

 

トウモロコシの花がもうすぐ咲きそうです

 

5月中旬、セルポットへ種まきして畑へ植え付けしたトウモロコシ。
約2ヶ月が経ち、ずいぶんと大きくなってきました。

この日は雑草と取りつつ、土寄せ追肥をしました。

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「2019 / 06 / 21」            「2019 / 07 / 11」

≪関連ブログ≫ 2019/05/31★トウモロコシを植え付けました - 思い立ったが吉日!

 

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「 時期をずらして種まきしたので、生育に差があります」


以前は、主茎を太くするために株元のわき芽を取っていましていましたが
今は取らないでそのままにしておくそうです。

≪わき芽を取らないメリット≫
 ①根の張りが良くなり、倒れにくくなるから
 ②葉が多いと光合成が活発になり、養分が多く作られるから
 ③受粉率が上がり、実の入りが良くなるから

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「わき芽(分げつ:ブンゲツ)はそのまま」 「もうすぐ花が咲きそうです!」


初めてのトウモロコシ栽培ですが、うまく実がギッシリ入ればいいと思います。

そして、ここの畑は風がとても強く吹くので、今後さらに背が高くなるトウモロコシが
倒れないか心配です。

 

りんごの「見直し摘果」が始まりました!

 

先日、ようやく一回目の摘果作業が終わり、回目の摘果「見直し摘果」
始まりました。
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「“摘果の見落とし”があります」

≪関連ブログ≫
 2019/05/29★わい化と成木の「一輪摘果」が始まりました! - 思い立ったが吉日!
 2019/06/15★りんごの摘果作業が続いています! - 思い立ったが吉日!
 2019/07/03★りんごの摘果作業が続いています!② - 思い立ったが吉日!

 

大きくなっているので摘果するのが “もったいない” のですが、
 ①一輪ならぬ“二輪・三輪”になっているもの
 ②間隔が狭すぎているもの(たくさん付きすぎているもの)
 ③二年枝(昨年伸びた枝)に付いているもの

など、りんごが大きくなった時にぶつからないよう、見直しながら摘果します。


①【一輪ならぬ“二輪・三輪”になっているもの】

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「二輪を一輪に:Before」        「二輪を一輪に:After」


②【間隔が狭すぎるもの(たくさん付きすぎのもの)】

これはとても極端な見落とし例ですが、
二つの 「果そう」 がそのまま大きくなって、ぶどうのようになっています。

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「やりごたえのある摘果でした!」

※「果そう」とは?
 2019/05/06★「花そう摘花」が始まりました! - 思い立ったが吉日!
 2018/05/10★いよいよ仕事が始まりました! - 思い立ったが吉日!



③【二年枝(にねんし)に付いているもの】

二年枝(にねんし)とは、昨年伸びた枝のこと。※今年伸びた枝は「一年枝」。

二年枝に付いた花は、咲き始めが遅いので実の生育が遅く小さいものが多い。
二年枝が三年枝になる来年はいい実を付けるので、二年枝に付いた実は摘果します。
 ※実の付き具合や考え方により、二年枝に付いた実を残す場合もあります。

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「二年枝に付いた実(摘果の見落とし)」


慎重に摘果していても、やはり見落としはあります。
2回、3回と摘果をして仕上げていきます。

回目の摘果「見直し摘果」を終わらせ、
回目の摘果「仕上げ摘果」まで出来ることが目標です。 

 

残りわずかとなりました・・・(りんごの挿し木③)

 

養分転換期 を迎え「シナノリップ」の挿し木は、残りがわずかと
なりました。

挿し木した時はすぐに葉が出てきて、“挿し木 成功???”と喜んでいましたが
元気そうだった葉が枯れるのもアッという間でした。

≪関連ブログ≫
 2019/05/08★りんごの【挿し木】をしました!① - 思い立ったが吉日!
 2019/06/07★様子がだいぶ変わってきました(りんごの挿し木②) - 思い立ったが吉日!

 

葉が黄色になってきました。枯れてしまう兆候です。      

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「挿し木から 46日後:2019/06/04」    「挿し木から 30日後:2019/06/04




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「挿し木から 51日後:2019/06/09」    「挿し木から 35日後:2019/06/09



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「挿し木から 58日後:2019/06/16」    「挿し木から 42日後:2019/06/16」




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「挿し木から 65日後:2019/06/23」    「挿し木から 49日後:2019/06/23




挿し木の残り【3つ】!!!        すべて枯れてしまいました・・・。

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「挿し木から 72日後:2019/06/30」    「挿し木から 56日後:2019/06/30

 

挿し木が枯れてしまったのは、
養分転換期貯蔵養分 から 同化養分 へ転換がうまくいかなかった」
ということです。

≪関連ブログ≫
 2018/06/03★6月は “貯蔵養分” と ”同化養分” の転換期! - 思い立ったが吉日!

 

「挿し木の作業は簡単ですが、挿し木から根が出るようにすることは難しい」
痛感しました。

それでも、元気な挿し木がまだあるので、引き続き観察します!

 

ハスカップの収穫を終えて(ふりかえり 2019)

 

2019年のハスカップの収穫が終了しました。
【2019年 ハスカップ収穫量:657g(=527+130)】
               ※“ハスカップの苗 27本”から収穫できた分



≪ハスカップ酒:第2弾≫

後半は、収穫量が【130g】と非常に少なかったので、
宝酒造が販売している“ホワイトタカラ「果実酒の季節」mini”を利用して作りました。

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【ハスカップ:130g】を収穫!」


すでにホワイトリカーが入っているので、お好みの果物と砂糖を入れるだけで
お手軽・簡単に作れます。

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「次回 果実酒を作る時は、このビンを再利用できます」


ハスカップと氷砂糖をそれぞれ【130g】入れましたが、ギリギリ収まりました。

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「ハスカップと“同量”の 氷砂糖を入れる」

≪関連ブログ≫ 2018/06/10★「ハスカップ酒」を作りました - 思い立ったが吉日!



 ≪ふりかえり 2019≫

ハスカップを植木鉢で育てたので根が張れず、樹が小さいこともありますが
たくさんの実を収穫することは、とても難しいと感じました。

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「“ひとりで持てる”事を考慮すると、この鉢の大きさが限界です」


わが家には【36本】のハスカップの樹 があります。
そのうち【7本】は花が全く咲きませんでした。
花が咲かないということは、もちろん実も付きません。

そして【2本】は、今年の4月に新たに購入した苗なので、ほとんど実は収穫
できませんでした。

 

昨年に比べれば大豊作ですが、今以上に収穫量を上げるには

 ■畑へ植え付けて、樹を大きく育てること
 ■新しいハスカップの苗を増やし、育てること
 ■すべての樹で花が咲き、実が付くようにすること
 ■受粉率を上げること

だと、考えます。

 

≪実際に育てて気づいたこと 2019≫

 ■長野県では北海道より1ヵ月ほど生育が早いこと
 ■収穫時期が5月下旬頃からで、涼しい時期に収穫ができるので作業が楽なこと
 ■受粉が難しいので、ハスカップの実が高価な理由も納得
 

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まだまだ、自家用として楽しむほどの量しか収穫できませんが
ハスカップを販売できるまでになれればいいな・・・と思っています。

そうは言っても、メインはやはり「りんご」です!!

 

 

≪ハスカップ 観察日記≫
 ハスカップ 観察日記 カテゴリーの記事一覧 - 思い立ったが吉日!

 
≪新規就農までの道のり 2019≫
 新規就農までの道のり 2019 カテゴリーの記事一覧 - 思い立ったが吉日!


≪新規就農までの道のり 2018≫
 新規就農までの道のり 2018 カテゴリーの記事一覧 - 思い立ったが吉日!

 

りんごの摘果作業が続いています!②

 

梅雨なので雨の日が多いのですが、昨年に比べると暑さはまだまだ序の口です。

信州の夏は昨年が初めてだったので、この気候がいつもの「さわやか信州」の
夏なのかもしれません。

りんごは日に日に大きくなっていますが、まだ摘果作業が続いています(一回目)。

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「2019 / 06 / 14」            「2019 / 06 / 22」

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「2019 / 07 / 02:ピンポン玉より“ふた回り”ほど大きいです」


開花時期から数えると、“来年の花芽の形成” が目には見えない細胞レベルで
始まっています。

早急に、一回目の摘果作業を終わらせなければ!!!


の頃の「摘作業」、実が小さいころの「摘作業」は見落としが多いので、
早く回目の摘果「見直し摘果」ができるよう、もうひと踏ん張りです。

≪関連ブログ≫ 2019/05/29★わい化と成木の「一輪摘果」が始まりました! - 思い立ったが吉日!

 

ニンニクを収穫しました(富良野在来、アホモラード)

 

先日、玉ねぎの収穫を終え、続いてニンニク(富良野在来・アホモラード)を収穫
しました。

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2019 / 06 / 26:収穫直前」       「2019 / 06 / 26:収穫後」

 

≪ニンニクの収穫≫
 ①富良野在来
 ②アホモラード
 ③庭に植え付けしたニンニク・・・その後
 ④大きさの比較

 

①【富良野在来:82個 収穫】
 昨年(2018年)北海道から一緒に引っ越してきて、その年の秋に収穫したものを
 畑へ植え付けました。

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「2018 / 05 / 06:一緒に引っ越してきました」

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「2018 / 07 / 29:初めての収穫!」    「2018 / 09 / 29:畑へ植え付け」

 ≪関連ブログ≫
  2018/05/06★ニンニクの引っ越し - 思い立ったが吉日!
  2018/07/29★ニンニクを収穫しました - 思い立ったが吉日!
  2018/09/29★ニンニクを植え付けました(富良野在来) - 思い立ったが吉日!

 

 今年も育ててみて、富良野在来は長野県の気候に合っているようで、
 昨年の秋に収穫した鱗片の小さいものを植え付けしましたが、今年はとても立派な
 ものが収穫できました!

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「2019 / 06 / 26:富良野在来を収穫!」



②【アホモラード:70個 収穫】
 こちらは、スペイン産のニンニクです。
 温暖な気候を好むようで、長野県に気候に合うかわかりませんが、試し植え付けした
 ものです。

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 ≪関連ブログ≫
  2018/10/17★再び、ニンニクを植え付けました(紫ニンニク:アホモラード) - 思い立ったが吉日!

 

 初めての収穫なので、どんなものができるか楽しみでした。
 鱗片の色はしっかり紫色ですが、植え付けた時のものと少し形状が異なるものが
 できました。

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「2018 / 10 / 17:アホモラード」      2019 / 06 / 28:収穫したアホモラード」

 

③【庭に植え付けしたニンニク・・・その後】
 畑に植え付けた後、約2ヶ月ほど遅れて庭に植え付けしたニンニクも収穫しました。
 (富良野在来:13個、アホモラード:5個)

 ≪関連ブログ≫
  2018/12/01★庭にニンニクを植え付けました(富良野在来・アホモラード) - 思い立ったが吉日!

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「2019 / 06 / 28:庭のニンニクも収穫しました!」

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「富良野在来:13個 収穫」        「アホモラード:5個 収穫」


④【大きさの比較】

 畑で育てたもの、庭で育てたもの。
 玉ねぎの時はほとんど差がなかったのですが、ニンニクは大きさに差が出ました。 

 それぞれ、左が畑で育てたもの右が庭で育てたもの
 庭の土づくり、まだまだのようです・・・。

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「富良野在来:生育比較(畑 vs 庭)」   「アホモラード:生育比較(畑 vs 庭)」

≪関連ブログ≫
 2018/11/11★庭の畑を整えました(玉ねぎの苗を植え付けました) - 思い立ったが吉日!
 2018/12/01★庭にニンニクを植え付けました(富良野在来・アホモラード) - 思い立ったが吉日!
 2019/06/04★玉ねぎの“プチ収穫”が始まりました(O・P黄) - 思い立ったが吉日!

 

収穫後は、葉を切り落としてネットへ入れて吊るし、乾燥させます。

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「ヒモで結ぶより、ネットへ入れる方が楽でした」


 

今回のニンニク(富良野在来)は、89片の鱗片を植え付けて
「富良野在来:82個」を収穫でき、小さい鱗片を植え付けしたにも
関わらず、大きなものが収穫できて大豊作となりました!!(収穫率:92.1%)

スペイン産の紫ニンニク(アホモラード)は、90片の鱗片を植え付けて
「アホモラード:70個」収穫となりました!(収穫率:77.7%)

玉ねぎ同様、ニンニクの栽培期間も約9ヶ月間と長めですが、
来年もまた育てたいと思っています。

 


≪ニンニク 観察日記≫
 ニンニク 観察日記 カテゴリーの記事一覧 - 思い立ったが吉日!


≪玉ねぎ 観察日記≫
 玉ねぎ 観察日記 カテゴリーの記事一覧 - 思い立ったが吉日!