先日、ようやく一回目の摘果作業が終わり、二回目の摘果「見直し摘果」が
始まりました。
「“摘果の見落とし”があります」
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大きくなっているので摘果するのが “もったいない” のですが、
①一輪ならぬ“二輪・三輪”になっているもの
②間隔が狭すぎているもの(たくさん付きすぎているもの)
③二年枝(昨年伸びた枝)に付いているもの
など、りんごが大きくなった時にぶつからないよう、見直しながら摘果します。
①【一輪ならぬ“二輪・三輪”になっているもの】


「二輪を一輪に:Before」 「二輪を一輪に:After」
②【間隔が狭すぎるもの(たくさん付きすぎのもの)】
これはとても極端な見落とし例ですが、
二つの 「果そう」 がそのまま大きくなって、ぶどうのようになっています。
「やりごたえのある摘果でした!」
※「果そう」とは?
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③【二年枝(にねんし)に付いているもの】
二年枝(にねんし)とは、昨年伸びた枝のこと。※今年伸びた枝は「一年枝」。
二年枝に付いた花は、咲き始めが遅いので実の生育が遅く小さいものが多い。
二年枝が三年枝になる来年はいい実を付けるので、二年枝に付いた実は摘果します。
※実の付き具合や考え方により、二年枝に付いた実を残す場合もあります。


「二年枝に付いた実(摘果の見落とし)」
慎重に摘果していても、やはり見落としはあります。
2回、3回と摘果をして仕上げていきます。
二回目の摘果「見直し摘果」を終わらせ、
三回目の摘果「仕上げ摘果」まで出来ることが目標です。