思い立ったが吉日!

~40歳過ぎから始める新規就農~

~道の駅 信濃路下條 「そばの城」②~(サラリーマン定食)

 

今年の2月【そばの食べ放題】で行った、下條村の道の駅へ再び行ってきました。

f:id:agri-connect:20190414185323j:plain「再び、道の駅 信濃路下條 「そばの城」」

 

前回【そばの食べ放題】の時にいただいた お食事券(700円分)を使い、
気になっていた「サラリーマン定食」を食べてきました。

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「お食事券(700円分)」         「サラリーマン定食」

≪関連ブログ≫
 2019/02/24★道の駅 信濃路下條 「そばの城」(長野県下伊那郡下條村睦沢) - 思い立ったが吉日!

 

通常は券売機で食券を購入してレストランに入りますが、このお食事券を使う場合は
席について注文する際に、お食事券と差額をお支払いしました。
(今回、サラリーマン定食は800円なので、お食事券+100円をお支払い)。

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「サラリーマン定食が来ました!!」

コンパクトにまとまっていますが、結構ボリュームがありました。

ざるそばは、小さいせいろに入っていますが、
通常のざるそば1枚分と同じぐらいあると思います。

思っていた通り、とても満足な定食でした!!
近くに来た際は、また利用したいと思います。

 

熊本地震から3年(2019/04/14)

 

3年前の【2016年04月14日 21時26分】熊本県で震度7の地震。
その2日後【2016年04月16日 01時25分】熊本県で震度7の本震が発生。

熊本県には、学生時代からの友人が住んでいるのでとても心配でした。
災害時は携帯電話のバッテリー残量がとても貴重なので、電話ではなくメールを
しました。

間もなく返信メールがあり、無事を確認できてホッとしたことを覚えています。

余計なお節介とは思いましたが、東日本大震災時に被災した夫の経験をもとに
【地震直後に “できるなら” やっておきたいこと】を伝えたくて、再度メールしました。
  ■水と食料の確保
  ■常備薬の確保
  ■車に満タン給油

もちろん、その時の状況によるので この限りではありませんが、
「水と食料の確保」「常備薬の確保」は、生死にかかわることであり、
「車の給油」は、時間が経つごとに長蛇の列となり、給油制限がかかるからです。

 

今年の01月03日に再び熊本県で大きな地震があり、ここ数年は各地で災害がとても
多いように感じます。

今後、大きな災害が起きないことを願うとともに、一日も早い復興を心よりお祈り
申し上げます。

 

ジャガイモを植え付けました(だんしゃく&メークイン)

 

今年も、ジャガイモを植え付けました(4月上旬)。

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昨年の植え付けと違うことが、いくつかあります。
 ●畑を引っ越しました ≪関連ブログ≫ 近々、畑を引っ越します - 思い立ったが吉日!
 ●今回は「だんしゃく」と「メークイン」を植え付け
 ●黒マルチを使用しない
       ≪関連ブログ≫ 「黒マルチと土寄せ効果」の検証結果(ジャガイモ) - 思い立ったが吉日!

 

引っ越し先の新しい畑です。ここは緩やかな傾斜になっています。

f:id:agri-connect:20190411213236j:plain「通称 “でべそ” と呼ばれている畑」

 

ここの畑を全部使っていいのですが、仕事の合間に管理するにはとても広いので、
まずは半分を使わせていただきます。

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「右半分は2回、トラクターで耕していただきました」 

 

植え付け前に、肥料と石灰をすき込み耕しました。
雑草を拾い集めながら、三又鍬(みつまたくわ)で耕すのに2時間かかりました。

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後日改めて、ジャガイモを植え付けに行きました。
ジャガイモは「だんしゃく」と「メークイン」の2種類

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「だんしゃく」      「メークイン①」      「メークイン②」

 

植え付け前に、畝を整えます。
水はけが多い土地なので、今回は黒マルチを使いません。

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ジャガイモを配置しました。
一番手前の畝は、右から10個までは「だんしゃく」(あとの5個はメークイン)。
手前から2~3畝は、すべて「メークイン」。

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ジャガイモを、7~10㎝ぐらいの深さに植え付けます。

f:id:agri-connect:20190411215039j:plain「丸ごと植え付ける方が腐りづらいので、発芽率がいいと思います」
 

大きいイモは切って陽にあてて乾燥させましたが、念のため石灰を付けます。

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あとは、発芽を待つのみ!

f:id:agri-connect:20190411215608j:plain「去年は植え付け時期が遅く、収量も少なかったので、今回はそのリベンジです!!」


ハスカップの花が咲き始めました

 

2~3月は暖かい陽気が続き、ハスカップたちの様子が一変しました!


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「2019 / 03 / 06:個体差はありますが、葉が多くなってきました」

 

約3週間後には、さらに葉が増えて、蕾が付き始めました!

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「2019 / 03 / 24:蕾を付け始めました!」

 

そして、ついに花が咲きました! この地域のも咲き始めた頃。
桜の花も好きですが、私にとってハスカップの花は特別です♪♪

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「2019 / 03 / 28:今年一番乗りで咲いたハスカップの花」

 

4月に入り、寒さが逆戻り。
朝晩の冷え込みが厳しく、霜が降りる朝でも、寒さに強いハスカップは元気です!

個体差はありますが、次々と花を咲かせています!!

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「2019 / 04 / 03:続々と花が咲き始めています!!!」

花は2つずつ咲き、2つの花から1つの果実ができます。f:id:agri-connect:20190405223729j:plain
「2019 / 04 / 03:2つの花はいつも一緒に花を咲かせ、実を付けます」

 

花が咲いても受粉しなければ、実が付きません。
ハスカップは自家受粉率がとても低く、実を付けることがとても難しいです。

  ※自家受粉とは・・・「花粉が同じ個体にある、めしべについて受粉すること」
  ※他家受粉とは・・・「1つの植物の花粉が異なる株のめしべについて受粉すること」

図解だとさらにわかり易いので、引用させていただきました。f:id:agri-connect:20190405231934j:plain
「中学受験の理科 自家受粉と他家受粉」より引用

 【中学受験の理科 自家受粉と他家受粉】 https://rikanojugyou.com/?p=168
 【他家受粉とは~自家受粉に対するメリットと受粉システムの具体例】
                   https://katekyo.mynavi.jp/juken/5704


1本より2本、2本より複数本の方が、受粉の成功率が上がります。
そして、花粉を運ぶ「ハチ」や「風」の力が必要です。

思えば、昨年は花の付きが少なく、実の付きも数個でした。
まだ咲き始めですが、今年はたくさん花が咲いてくれそうな予感がします。

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そう思っていた矢先、季節外れの雪が降りました。
寒さには強いのですが、湿った雪の重みで枝がしなっています。

この翌日には、すっかり雪はとけました。

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「2019 / 04 / 10:せっかく咲いた花が落ちないか心配です」

 

≪ハスカップ 観察日記 2018≫ 
     2018/05/13★ハスカップの花が咲きました - 思い立ったが吉日!

  2018/05/28★ハスカップの苗30本、仲間入りしました - 思い立ったが吉日!
  2018/06/12★ハスカップの苗24本、引っ越しました - 思い立ったが吉日!
  2018/07/05★収穫が始まりました(ミニトマト・ピーマン・ナス … ハスカップ) - 思い立ったが吉日!
  2018/07/25★雑草を活用しています「雑草マルチ」 - 思い立ったが吉日!


≪ハスカップ 観察日記 2019≫
     2019/01/16★ようやく雪がうっすら積もりました(※番外編:ハスカップ...その後) - 思い立ったが吉日!
    2019/02/27★ハスカップの芽が出始めてきました - 思い立ったが吉日!

「粗皮(そひ)削り」をしました!

 

“腐らん病”“赤衣病”の病患部を削り取る作業の合間に、
「粗皮削り(そひけずり)」をやっています。

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「粗皮削り」とは・・・古く浮き上がってきた樹皮を削り取る作業のこと

樹皮の隙間は、越冬する害虫の温床。
害虫が卵を産み付け、大発生することを阻止するために行う作業です。

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「粗皮削りには、これを使っています」

 

 

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「Before」        「削り取ります」      「After」 

 

ポロポロ削れるのが面白くて、無心になって削ってしまいます。
「粗皮削り」しながら “腐らん病” が見つかることもある、大事な作業です。

 

「ぐんま名月」の苗を植え付けました

 

「ぐんま名月」の苗を購入しました!

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黄色いりんごなので、葉摘みなどの着色管理の必要がなく、ひと手間が軽減されます。

昨年の秋に、試食していただいたお客様の反応がとても良かったので、
個人的に気になっていたりんごです。

≪ぐんま名月≫

 ・「あかぎ」に「ふじ」を交配し育成

 ・果皮は黄緑色~黄色く、果皮の一部がほんのり赤いものが多い

 ・香りが独特で、蜜が入りやすい

 ・北海道の七飯町(ななえちょう)では、ぐんま名月を「ななみつき」の名前で
  商標登録して販売している

 ・果重:300g前後

 ・糖度:約15%

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「しばらくは鉢で育てます」

 

病患部の削り取り作業が始まりました!(赤衣病)

 

“腐らん病”と併せて“赤衣病(あかころもびょう)”の病患部を
削り取る作業をしています。

 

ここでは、“赤衣病(あかころもびょう)” のお話。
 ≪関連ブログ:腐らん病
  2019/03/14★病患部の削り取り作業が始まりました!(腐らん病①) - 思い立ったが吉日!
       2019/03/26★病患部の削り取り作業が始まりました!(腐らん病②) - 思い立ったが吉日!

 

≪“赤衣病”とは≫

  ■胞子を噴出して他の樹へ感染する

  ■病患部が枝や幹を一周すると、その先へ養分が行き渡なくなり枯死する

  ■赤衣病は、白い病斑淡紅色に変色した樹皮が特徴(下記画像参照)

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  ■過去の治療痕に再発していることが多い

  ■山間部や山が近くにある環境で、多くみられる

  ■病原菌の感染範囲がとても広く、200種類以上の樹に感染(寄生)する
(一例として、りんごの他に、かんきつ・びわ・あんず・サンショウ・ライラック等)

  ■赤衣病は(腐らん病より)病患部が固いため、削る作業が大変

 

≪治療法≫
  ⇒病患部を「削り取り、薬を塗布」する

  ⇒“赤衣病” が広範囲に進行している場合は 切り落とす
   (病患部が枝や幹を一周すると、その先へ養分が行き渡らなくなり治療しても
    枯死するため



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「明らかに枝の様子が違います」


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「白い病斑や淡紅色に変色した症状が現れています」


病気の部分は茶色に変色しています。

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病患部が枝を一周していなかったので、削り取り、薬を塗布します」

 

 ◆“赤衣病”を発見!①

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「削り取り、薬を塗布しました」
 

◆“赤衣病”を発見!②

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「削り取り:Before①」         「削り取り:After①」

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「薬を塗布しました」

 

はじめの頃は、特徴である白い病斑を見つけても“日焼け箇所”との区別が難しく、
どこまで削っていいのか、悩みました。

とにかく毎日【たくさんの樹を見て・触って・治療】の反復。

2つとして同じ樹が無いので進行状況や症状もさまざまですが、
病気を見つけて治療することへの自信が付き、それ以外の方法で技術を習得できる
近道はないと考えます。