りんご(ふじ)の、葉摘み作業 が続いています。
「2023年10月中旬:葉摘みをしました(ふじのわい化)」
今まで死守してきた葉を、今は葉摘みしています。
りんごが赤くなるのは、アントシアニンが増加するため。
アントシアニンは寒暖差ではなく、低温で増加します(ふじ:10~12℃)。
(※寒暖差で色づくと思っていました・・・)
葉摘み作業は、収穫前のひと手間で気も遣うので、けっこう大変です。
うっかり実が落果してしまうことも、多々あります・・・。
りんく農園では、この葉摘み作業の労力軽減のため、着色がいいふじ(アントシアニンの蓄積能力が高いふじ)に樹を切り替えています。
「葉摘み」と対局な「葉取らず」りんご。
ある資料によると、「葉摘み」と「葉取らず」では糖度と着色にほとんど変わりはないとのこと。
ただ、実の大きさ(収穫前のひと伸び)と、蜜入りには差がありました。
⇒「葉取らず」の方が、ひと伸び(約0.5㎜増)と、蜜入り(約10%増)。
そうは言っても、実にペタッと葉が付いていればその部分は着色しないので、秀品率を上げるために、やはり最低限の葉摘みは必要・・・と、個人的には思っています。