遠くに見える3,000m級の山々は、うっすら雪化粧しています。
朝晩は冷え込むようになり、季節の変わり目をひと雨ごとに感じます。
先日、“紅玉” の収穫をしました。
近年の甘さ重視のりんごに比べ、香りと酸味が強いのが特徴で
加工・調理に向いているりんごです。
「紅玉(こうぎょく):小玉で真っ赤なりんご。酸味が強いのが特徴」
≪紅玉(こうぎょく)≫
・アメリカで発見された古い品種(アメリカでの呼び名「ジョナサン」)
・1871年(明治4年)に北海道開拓使がアメリカから苗木を輸入。
・香りと酸味が強いのが特徴で、加工・調理に向いているりんご
・「酸味が強いので味がはっきりしている」「煮崩れしにくい」「香りが強い」
・果重:200~250g
・糖度:約13%
「収穫したものは蜜入りしていて、酸味と甘みを持ち合わせていました」
今時期はいろんな種類のりんごが並びますが、いろいろ食べ比べしての
一番人気は「シナノスイート」です。
酸味が穏やかなので、甘さが引き立ち食べやすいのだと思います。
≪関連ブログ≫
シナノスイート★りんご狩りが始まりました!(シナノスイート) - 思い立ったが吉日!
もちろん「紅玉のみ」ご購入されるお客様もいらっしゃいます。
話を聞くと「アップルパイを作るから」という方が多い中、
「(紅玉を)そのまま食べるのが好き」という方も!
世間の需要が「甘さ」へ切り替わり、「日持ちの良さ」も求められる今でも
根強い人気がある “紅玉” は、とても興味深く面白いりんごだと思います。