ふじの剪定作業が始まりました(01/30~)。
≪関連ブログ≫ 2020/02/02★ふじの剪定作業が始まりました!2020 - 思い立ったが吉日!
樹が混んでいるな・・・と思いつつも、“そのままの状態”を維持しながら剪定を進めていました。
3分の1ぐらいまで進みましたが、樹と樹の間隔が狭く、どう考えても、どう剪定しても隣りの樹の枝が重なり、主枝を真っ直ぐに伸ばすことができません。
「枝が混んでいて、脚立を立てるのも大変・・・作業性は良くないです」
作業を中断して「間伐(かんばつ)」することを検討しますが、病気や枝ぶりの状況から【どれを残し、どれを間伐する】か、迷ってしまいます。
(※間伐(かんばつ)とは、樹を切って間引くこと。)
“切るのが、もったいない”
“まだ元気なのに(切ったら)かわいそう”
・・・など、自分の感情が入り込み、なかなか決断できませんでした。
頭で考えてもまとまらないので、図に書き出し、樹の間隔も測定しました。
狭いところで【6m】・・・狭いのも当然でした。
「畑の様子(図):間伐前」
そして、自分の畑から車で5分ぐらいのところに、勤めていた農業法人の畑があるので改めて見に行きました。
畑へ行くと一緒に働いていた方々が居たので、事情を話して、樹の間隔を測らせていただくと【8m】や【8.6m】。
別の畑では【9m】や【12m】というところも。
⇒「最低でも【8m】は間隔を空けなければ狭い」
⇒「昔は【5間(けん)=9m】の間隔が一般的で、今は【4.5間(8.1m)】かな」
(※1間→1800m)
こんな話を聞き、実際に間隔を測定して、ようやく踏ん切りがつきました。
畑へ戻り「6本ずつ植えてある通り」を3通り分、間伐することにしました(16本)。
「2020 / 02 / 06:踏ん切りが付き、間伐開始!」
間伐したこの畑には“ふじ”だけではなく、“あいかの香り”という品種も数本ありました。
“あいかの香り”は切ってしまいましたが、穂木を取ったので「接ぎ木」して次につなげることができます。
「2020 /02 / 07:間伐した“あいかの香り”」 「2020 / 02 / 07:“あいかの香り”の穂木
≪「接ぎ木」とは・・・?≫
2019/04/27★りんごの「接ぎ木」をしました! - 思い立ったが吉日!
2019/07/27★りんごの「接ぎ木」・・・その後!(ふりかえり 2019) - 思い立ったが吉日!
畑の図です。
はじめは左の図の状態でしたが、真ん中の図の「✕」を間伐して、右の図のようになりました。
右の図の赤い点線で囲った6本は、本来なら切るべきですが切ることを来年に持ち越したのは、決断できない自分の甘さだと思います。
「病気などで切って56本」 「今年は40本残しますが、来年はもう少し間伐します」
「2020 / 02 / 06:間伐 Before①」 「2020 / 02 / 07:間伐 After①」
畑全体の比較です。
この写真では変化があまりわかりませんが、実際にはかなりスッキリしています。
「2020 / 01 / 30:間伐 Before②」 「2020 / 02 / 07:間伐 After②」
ここの畑の剪定で、一番気になったことは「樹にコケが付いていること」。
樹の根元ではなく、日が当たるはずの上の方が緑色になっている枝がたくさんあり、とても気になりました。
「おそらく・・・樹も枝も混んでいて、日当たりが良くなかったのだと思います」
どの樹を間伐するかとても悩みましたが、今回の間伐で空間をつくり、光が樹の根元まで十分に届く環境を作りました。
それによって、主枝を真っ直ぐ伸ばすことができ、作業性が良くなり、一番は日当たりがいい畑になりました。
すべては「おいしいりんご」を作るため!