“シナノリップ” の収穫が終わり、“甘い夢”の収穫が始まりました!
“甘い夢(あまいゆめ)”という名前のりんご。
このりんごは、私たちがりんご栽培の研修でお世話になった「なかひら農場」の社長・中平義則氏が、自然交雑実生より育成選抜した品種です(2017年に種苗登録)。
夏のりんごは酸味が特徴の一つですが、この“甘い夢”は酸味をほとんど感じず、とにかく甘いりんご。歯ごたえもいいです。
「2023年8月中旬:もっと赤く色づきます(甘い夢)」
栽培して痛感したことですが、霜の影響をとても受けやすく、サビ果になりやすいです。
今年、りんく農園の“甘い夢”は、霜の影響で中心花はほぼ全滅。
中心花ではなく側花だとサビ果になる可能性が高いことは承知の上で、摘花・摘果をして育ててきました。
「2023年8月中旬:広範囲なサビ果(甘い夢)」
今年は7月中旬ごろから雨が極端に少なく潅水(かんすい)をしたり、暑い日が続き “日焼け果” も深刻でした。
防鳥テープのおかげか “鳥つつき” はほとんどない代わりに、“虫(夜蛾)に吸われる” 被害が特に多かった「甘い夢」。
今後、どのように対策をするか課題となりましたが、無事に収穫を迎えてよかったです!!