2014年6月に世界遺産登録、同年12月に国宝指定された「富岡製糸場」へ行きました!
「2024年2月:富岡製糸場(正面入り口)」
「2024年2月:東置繭所(繭を保管していた倉庫)」
ここは、来たら絶対に見たいと思っていたところ!
「2024年2月:繰糸所(繭から生糸を作る作業場)」
「ニッサン製の自動繰糸機が、操業停止状態で保存されています」
奥へ進むと、自動繰糸機を間近で見ることができます。
「5~6個の繭から出した糸を紡ぎ、生糸(シルク)になります」
「自動繰糸機の上には、繭を運搬するバケット」
今回、富岡製糸場の見学に要した時間は「2時間半」。
(時間が許すならば、もう少し見たかった・・・)
2月に行ったので寒ければ着込めばいいのですが、たくさん歩き回るので暑い時期だと大変かな・・・と思いました。
写真はたっぷり撮りましたが、それら全てを掲載するより【情報】を2つ共有します。
これから富岡製糸場へ行く際に、お役に立てば幸いです。
【情報①:パンフレット(場内見学のポイント)】
富岡製糸場へ行く前に、少し予習していきました。
その際に見つけた「パンフレット(場内見学のポイント)」が、予習としても現地へ行った際も役に立ちました。
※現地で同じものを入手できるかな・・・と思いましたが、見つけられなかったので事前に印刷したものを持参してよかったと思いました。
≪参考≫ 見学方法 | しるくるとみおか 富岡製糸場 富岡市観光 公式ホームページ
[上記URLの画面下] ⇒ [見学補助資料] ⇒ [場内見学のポイント]
【情報②:駐車場】
富岡製糸場の近くの駐車場は、ほぼ有料です。
「はじめの30分は無料」「1時間 500円」「2時間 500円」など、調べればいろいろ出てきます。
富岡製糸場から離れたところ(徒歩20分ぐらい)には、無料駐車場があるようです。
≪参考≫ 富岡製糸場周辺の駐車場 | しるくるとみおか 富岡製糸場 富岡市観光 公式ホームページ
今回、利用したのは「1日:100円」の駐車場。
見学に2時間半かかったので「1日:100円」は、とてもありがたい!
(※本当は200円ですが、偶然?駐車場の地主さんがいて100円で停められました)
「☆印から見た風景「【御和菓子処 はら田】さんの隣りに停めました」
「駐車場から徒歩5分ぐらいで、正面入口に着きます」
この駐車場の道は「一方通行」なので、要注意です!
Googleマップ の ストリートビュー で、事前に場所の予習をしておいた方が間違いないと思います。
【おまけ:建物とガラス窓のパテ】
1872年(明治5年)に建設された建物が多く残されています(繰糸所・東置繭所・西置繭所)。
時を超えて【当時のまま】の姿を残しています。
★木の骨組みにレンガで壁を積み入れる「木骨煉瓦造」という工法に、屋根は日本瓦を用いて、西洋と日本の建築技術を取り入れています。
「2024年2月:西置繭所(繭を保管していた倉庫)」
★創業当初、日本には電灯がなかったので、自然光を取り入れるためにたくさんのガラス窓を設ける工夫がなされています。
「天気がいいこともありますが、この明るさ!(繰糸場にて)」
今のガラス窓は、樹脂やアルミの窓枠にシリコンやゴムビートでガラスを固定しています。
繰糸場のガラス窓は、鉄の窓枠にパテでガラスを固定してありました。
ガラスパテは、白い粘土のような状態から固まっていき、劣化とともにボロボロと剝がれ落ちてくるのが特徴。
「当時のままのガラス窓(繰糸場にて)」
【おまけ②:マンホール】
「マンホール(群馬県富岡市)」
このマンホール、大きく3つのメッセージがあるように見えます。
・上段⇒「富岡製糸場」
・中段⇒「繭」と「桜」:花びらが5枚で、花びらの先端が割れているので
・下段⇒ 富岡製糸場のレンガ積み工法である「フランス積み」
※調べたら、富岡市の花は「桜」なので、やはりマンホールの花は「桜」で間違いないと思います。 ≪参考≫ 市の花(サクラ) | 富岡市
歴史や建物、生糸や蚕・・・興味と視点は人それぞれだと思いますが、ぜひ時間をたくさん準備して「富岡製糸場」へ足をお運びください!!