ふじの収穫が始まり、毎日「収穫作業」に追われています。
「2024年11月上旬:選り取り収穫の真っ最中!(ふじ)」
収穫が始まってからりんく農園の所在地域では、11/02(土)に【141.5㎜】の雨が降りました。
「収穫前後のこの時期の雨は、りんごが裂果(れっか)するかも」・・・という話は聞いていました。
りんく農園も例外ではなく、裂果したりんごが多数見られました。
【裂果レベル1~2:ひび割れ程度?】
「この程度なら、たまに見かけるレベル(ふじ)」
【裂果レベル5:「割れ」ではなく「裂け」ている!?】
「縦に裂けたり、横に裂けたり・・・笑っているように見える??(ふじ)」
【裂果レベル10:「パッカーン」と見事な裂果!!】
「とっても潔く「パッカーン」と裂けてしまいました(ふじ)」
この地域(りんく農園所在地域)の11月降水量は、ここ数年では「100㎜前後」のようですが、11/02※は1ヶ月で降る雨の量が一日で降ったわけです(※141.5㎜)。
【降水量の累計(11月)】※降水量は、りんく農園の所在地域
2020年⇒ 56.5㎜
2021年⇒ 63.5㎜
2022年⇒143.0㎜
2023年⇒ 99.5㎜
2024年⇒ ???
りんご内の水分量が急激に過剰になり、裂果につながったと思います。
裂果した箇所からりんごの水分が蒸発してシワシワになったり、痛んでくることもあります。
りんご畑では、毎年いろいろなコトが起きています。
自然の脅威、病気の脅威、鳥の脅威、虫の脅威・・・あげればキリがありませんが、食卓に並ぶすべてのりんごは「選ばれしりんごたち」です。
「選ばれしりんごたち」の影には、何らかの理由で選ばれなかったりんごたちが山ほどあるんです。