畑から見える中央アルプスと南アルプスの残雪が少なくなってきました。
暖房も冷房も使わず、快適に過ごせるこの時期は仕事が捗ります!
ふじの中心花が満開を迎えてから、およそ30日が経ちました。
手の届く範囲で摘果を進めていた夫は、1回目の摘果(一輪摘果)が終わりました。
高所作業車にて高いところを摘果している私は、あと一日あれば1回目の摘果が終わりそうです。
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改植をしている畑がだんだん出来上がってきて、りんごの樹も大きくなり、花が次々と咲きます。
待ったなし、スピード勝負の摘花・摘果作業。
今年は100%手作業の摘花・摘果では作業が間に合わないと判断し、摘花剤と摘果剤を使いました。
そして改めて、思いました。
摘花剤・摘果剤を使わず、100%手作業の摘花・摘果ができるような畑の面積では、りんごのみの専業農家としては経営が成り立たない・・・と。
※「兼業農家」や「年金収入がある」とか、「すべてのりんごを超高額な価格で販売できるようなスキル」や「特別な販売ルート」があるならば、話は別です。
つまり【のんびり悠々自適な農業経営はありえない】です。
ベテラン先輩農家の皆さんも、常に農作業で忙しくしています。
「時間に余裕あるからバイトに行っているんだ」なんてベテラン先輩農家さんは、見たことないです。
皆さん、自分の畑作業で日々、手いっぱいです。
「少ない面積で農業をやりたい!」と言う移住者・新規就農を目指してる人の声を、時々聞きます。
「少ない面積」や「大規模」の定義はアイマイですが、
それなら【農業じゃなくて、家庭菜園でいいんじゃない?】
それなら【本業じゃなくて、趣味でいいんじゃない?】
・・・と、思いますけどね。