4月に霜が降りた日がありました。
りんく農園の畑には霜の冷気が留まってしまう場所があり、一昨年と同じく霜の影響を受けてしまいました。
「2023年4月中旬:霜の被害を受けたりんごの花(ふじ)」
こうなると受粉できず、今年はこの中心花に実がつきません。
仮に中心花がダメでも側花が無事なら、実がつく可能性はゼロではありません。
それでも開花は進み、受粉隊長(ミツバチ)たちが懸命に仕事をしてくれています。
受粉して実になるかどうかハッキリするのは、もう少し先の時期。
それまで様子を見たい気持ちはありますが、樹の負担を減らすためにも 摘花を始めました。
霜の冷気は目線より下に影響するので、「樹の下の方」がダメなら「樹の上の方」に多く実をつけるよう摘花をする・・・など、まだ挽回の余地はあります。
霜の影響を受けても、いざ収穫を迎えたら適量だった・・・なんてこともあるので、摘花を進めながら、調整していこうと思います。
ここ中川村へ「畑の引っ越し」をして丸2年が経ち、今年で3年目を迎えました。
植え替え続きだった「シナノリップ」「シナノドルチェ」「秋映(あきばえ)」は、ようやく落ち着いて根をのばせる場所を得て、輝いています!!
一昨年よりは昨年、昨年よりは今年。
だんだん畑ができあがり、樹が元気になっていく変化を毎日見ていて思うのは・・・
「2023年4月中旬:ふじの開花」
リスクを伴う「畑の引っ越し」は英断で、農業を続けることができて本当によかったな、と。
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