思い立ったが吉日!

~40歳過ぎから始める新規就農~

“天気が読めない”日が、続いています 2021

 

この度の大雨や大規模土石流により、被害に遭われた方々に謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

 

昨年は6月下旬からずっと長雨が続き、りんごに影響が出ました。
 ≪関連ブログ≫ 2020/07/10★畑の冠水 ~責任の所在はどこなのか~ - 思い立ったが吉日!

 

今年は7月になってから雨の日が多く、一日を通して晴れの日がほとんどなく、昨年とは違った意味で天気が読めず、これからりんごに影響が出ないか心配です。

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「2021年  天気と気温の記録(中川村)」

 

2021年 6月下旬
畑のりんごたちは、日に日に大きくなっています!!

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「2021 / 06 / 22:ピンポン玉ぐらいの大きさになりました(ふじ)」

小さいながら”試練”もあります。

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「2021 / 06 / 23:虫に食われてしまったりんごの実(ふじ)」



2021年 7月上旬
この頃になると、だいぶ“りんご”っぽくなってきます。

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「2021 / 07 / 06:まだまだこれから4ヶ月かけて大きくなります(ふじ)

 

そして、畑を借りた時に元々植えてあった樹は「マルバカイドウ」「M9」という2種類の台木を接ぎ木しているりんごの樹。

今年の剪定時期でも「マルバカイドウ」のひこばえ切りに苦労しましたが、切ってもすぐに生えてきます。
 ≪関連ブログ≫ 2021/02/21★立派すぎる“ひこばえ”切りに、救世主!? - 思い立ったが吉日!

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「2021 / 07 / 06:剪定時期から、今季4回目のひこばえ切り(マルバカイドウ)」

 

樹によっては「マルバカイドウ」と「M9」の両方のひこばえが生えています。
「M9」のひこばえは、来年の冬に接ぎ木して苗木を作る際に【台木】として必要になるので、このまま育てます。

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「2021/07/06:【切るひこばえ(マルバカイドウ)】と【財産になるひこばえ(M9)】」

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「2021 / 07 / 06:【マルバカイドウ】のひこばえは切りました」

 

「高密植栽培」の畑づくりを、就農1年目から準備を進めていますが、畑が完成すれば「切るひこばえ(マルバカイドウ)」はなくなり、作業の軽減にもつながります。
(ひこばえを切る作業も、なかなかの重労働なんです・・・)

畑がすべて「高密植栽培」に切り替わるまで、少なくてもあと5~6年(それ以上?)かかるかと。
果樹は、結果が出るまでにとても時間がかかることを痛感します。

昨年は長雨の影響で、日照不足や根の過湿による落葉が起きました。
そして、昨年の影響は今年の花芽形成にもつながっていますので、今年の雨の影響が来年にどう影響するかも気になります。
 ≪関連ブログ≫
  2021/05/28★「今年は今年」ではなく「昨年」からつながっている「今年」! - 思い立ったが吉日!