ここで言う【畑の引っ越し】とは・・・
今まで借りている畑を返却して、新たな場所で畑を借りて農業を続けること。
借りた畑は原則、「原状回復」して返却することになっています。
つまり、「借りた時の状態に戻して返却する」ということ。
自分たちで植え付けた樹は大きければ切ることも考えますが、時間をかけて育てた「財産」でもあります。
昨年、購入・譲っていただいた幼木(3年生)
昨年、接ぎ木して育てた苗木(1年生)
どちらも、新しい引っ越し先の畑へ連れて行くことにしました。
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苗木・幼木の引っ越しで、
一番の理想は【新しい畑の準備が整ってから苗木・幼木を掘りあげて植え付ける】、
または【掘りあげた苗木・幼木を、新しい畑へ仮植えする】こと。
もちろん、上記2つのどちらかが出来ればいいと理解していますが、返す畑・新たに借りる畑のタイミングがあるので、そううまくは行きません。
やむを得ず違う方法で苗木・幼木の「引っ越し」と植え付け時期まで「一時保管」をすることにしました。
思い付きではなく、ある方に話を聞きいくつかの事例の中で自分たちが置かれた環境下で出来ることを実行。
成功するかは分かりませんが、その答えは今年の春に出ます。
2020年12月17日(木)~18日(金)
まずは、昨年接ぎ木して育てた苗木(1年生)から掘りあげました。
(土が凍ってしまうと掘りあげることが難しくなるので、先月・12月中に実施)。
「2020/ 12 / 17:掘りあげ作業中」
1年生の苗木は小さく扱いやすいので、作業は思いのほか楽でした。
掘りあげる作業より、支柱やテープを外すことの方が大変でした。
「2020 / 12 / 18:支柱を留めているテープや結束バンドを外す作業が大変」
掘りあげた苗木は、10~20本束にして袋へ入れました。
「2020 / 12 / 17:袋の中に土は入っていません」
この繰り返しで、養成していたM9台木も含めて全部で400本ほど掘りあげました。
袋へ入れた苗木は、コンテナに入れて立てた状態で保管します。
「2020 / 12 / 17:このぐらいの大きさなら、掘りあげも移動も楽チンです!」
掘りあげの要領を得たので、次は幼木(3年生)を引っ越しします。
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