11月上旬。
今年は、全体的にりんごの収穫時期が遅れています。
なかなか色付かないのですが、“ふじ”の選り取り収穫が始まりました。
「2019 / 11 / 07:ふじの半わい化」
“ふじ”の選り取り収穫では、収穫できるりんごの見極めが大切です。
りんごの手触りは“収穫のサイン”を見極めるヒントなので、作業は素手で行います。
≪関連ブログ≫ 2018/11/14★“ふじ” の選り取り(えりどり)収穫が始まりました! - 思い立ったが吉日!
●赤くても、お尻が緑色であれば、収穫はしません
→緑色が抜けて、黄色または赤色になっていれば “収穫のサイン”
●りんごの「表面がしっとり」していれば “収穫のサイン”
→だから、収穫作業は素手で行います
●赤くても、ブルームで白みがかっていれば、収穫はしません
→ブルームが抜け、赤く艶(つや)っぽくなっていれば “収穫のサイン”
「2019 / 11 / 07:赤いのですが、まだブルームが残っているりんご」
選り取り収穫していますが、色付きが良くないのでたくさんは収穫できません。
そして今年は、このように割れてしまっているりんごが多いです。
選り取り収穫を進めていく中で、偶然 “鳥さんの巣” を見つけました!
「どこに巣があるか、わかりますか?」
脚立に乗って収穫作業をしていたので、かなり近いところに居たのですが全く動じないキジバトの幼鳥。りんごの収穫作業で、騒がしくしてごめんね。
「肝の据わっている、キジバトの幼鳥(同じ鳥を別アングルにて)」
≪関連ブログ≫ 2019/08/06★「林檎(りんご)」の名前の由来、知っていますか? - 思い立ったが吉日!
畑の標高にもよりますが、今年は11月中旬ごろから周りの農家さんたちも収穫作業が始まりました。
選り取り収穫で少しでも収穫が進めば、収穫本番になった時の作業が集中しなくて済みますが、なかなかうまくはいかないようです。
収穫作業が終わっても選果して出荷・販売なども行うので、忙しさは12月中旬~下旬まで続きます。