思い立ったが吉日!

~40歳過ぎから始める新規就農~

りんごの【挿し木】をしました!①

 

知り合いの農家さんから「シナノリップ」の穂木をいただいたので、
【挿し木】に挑戦しました!

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≪シナノリップ≫
 ・長野県果樹試験場で「千秋」に「シナノレッド」を交配、育成
 ・平成30年(2018年)2月に品種登録されたりんご
 ・8月中下旬ごろから収穫できる、早生りんご
 ・果重:300g前後
 ・糖度:14~15%

  

①挿し木の土は「鹿沼土(かぬまつち)」を使いました。
(鹿沼土は酸性度が高いので、赤玉土でもいいと思います)

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②鉢に鹿沼土を入れて、よく湿らせておく。

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「Before」               「After」

③芽を3~4個残して、穂木を切る。

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④切った穂木の下の部分(鹿沼土に差し込む部分)を斜めにカットする。

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⑤挿し木の成功率を上げたいので、適量に希釈した「メネデール」を用意。

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⑥斜めに切った切り口に「メネデール」を浸し、鉢に挿し木する。

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⑦切り口を保護するため「トップジンMペースト」を塗布する。

f:id:agri-connect:20190503214825j:plain「りんごの剪定後の切り口にも、塗布薬として使っているもの」

 

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「塗布した状態:2019 / 04 / 19」


⑧乾燥を防ぐため、水を張ったバケツに鉢を入れる。

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【挿し木から 2日後:2019/04/21】f:id:agri-connect:20190503230335j:plain
「早くも葉が出てきました!!」


【挿し木から 5日後:2019/04/24】

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「葉がだいぶ開いてきました」


【挿し木から 11日後:2019/04/30】

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「すくすくと育ち、ギュウギュウ状態・・・」 

挿し木をすると、意外と簡単に(?)葉が伸びてくるようですが、
突然、枯れてしまう時期があります。

今は挿し木の「貯蔵養分」で育っていますが、
新しい葉で作られた養分(=「同化養分」)への転換がうまくいけば
枯れずに根が出てきます。

この転換期を「養分転換期」といい、時期は6月頃です。
 ≪関連ブログ≫
  2018/06/03★6月は “貯蔵養分” と ”同化養分” の転換期! - 思い立ったが吉日!


引き続き、観察します!!