毎年【03 / 11 14:46】に、黙とうをささげています。
震災後、何度となく被災地を訪れ、復興していく様子を見てきました。
初めて、被災地を訪れた時のこと。
私なりに強い想いを胸に被災地へ足を運んだのですが、バイクに荷物を積んで
被災地を走っている姿は、被災地の方々にはどう見えているのだろう・・・。
ふと、走りながら “ここ(被災地)に来るべきではなかったのではないか・・・” と
いう気持ちでいっぱいになりました。
休憩していると「あら~北海道からきたの?」と、声をかけられました。
ニコニコしながら声をかけてきたのは、地元のお父さん。
いろいろお話をしました。震災のことも話してくれました。
走りながら感じていたモヤモヤした自分の気持ちを、思い切って話しました。
地元のお父さんは「来てくれて、ありがとう」
「被災地の今の状況を、もっとたくさんの人に知ってほしい」と。
なんだか泣けてきました。
その後も、たくさんの地元の方とお話する機会がありました。
皆さん、あの地元のお父さんと同じことを言うのです。
大変な思いをされているのに、皆さん暖かくて私の方が元気づけられました。
そして「忘れないこと」。
東日本大震災は、今の私につながっています。
遠く離れていますが、私は忘れません。