先日、「フクロウはリンゴを守る」という記事を読みました。
りんご生産日本一の青森県にて、ハタネズミからりんごの樹を守るため、天敵である
フクロウをりんご畑へ呼び込む試み。
ハタネズミは草を主食としていますが、雪が積もりエサである草が乏しくなる冬は、
りんごの樹の皮や根を食べるのでりんごの樹を枯らしてしまいます。
そこでハタネズミの天敵であるフクロウを、りんご畑に呼び込むため巣箱を設置。
その効果あって、フクロウが子育てする巣箱周辺ではハタネズミが6割以上少なく
なったとか。
かつてフクロウは、りんご畑の古い成木の洞(ウロ)を巣としていました。
りんご農家の高齢化とともに、りんごの樹を成木から管理しやすい“わい化栽培”へ
切り替えが進んだ結果、フクロウの営巣環境が失われ、りんご畑にハタネズミが増え
始めたとされています。
※“わい化栽培”とは⇒ りんご狩りが始まりました!(シナノスイート) - 思い立ったが吉日!
人が壊してしまった生態系のバランスを、巣箱の設置により人の手で取り戻そうと
する試みに、とても興味が湧きました!
北海道に住んでいた時は、エゾフクロウを身近に見ることができました。
洞(ウロ)に居る姿は愛らしくもあり、森の神のような神々しさも感じます。
「ある雪の日に」
ここ長野県でも、ネズミの被害があるようです。
ただ・・・フクロウが生息しているのかはわかりませんが、鳥好きの私はネズミ対策
以上に、りんご畑にフクロウを呼び込みたい!と、密かに企んでいます。