思い立ったが吉日!

~40歳過ぎから始める新規就農~

6月は “貯蔵養分” と ”同化養分” の転換期!

 

摘果作業が続いています。

暑い日が続いていましたが、雨が降り少しだけ暑さが和らぎました。

 

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「実がさらにぷっくりしてきました」(ふじ)                                         

 

実が小さいうちは、摘果した実をそのまま下へ落としていましたが、

この大きさになると、落とす場所にも気を使います。

他の実にぶつかると、傷が付いてしまうからです。

 

収穫時期のりんごに比べればまだまだ小さいのですが、

この変化を感じられる事にワクワクしています。

 

 

そして6月は、樹にとって重要な時期です。

春から伸びている新枝は、昨年までの“貯蔵養分”を消費して成長しています。

見かけは元気でも、樹の体力としては、かなり衰弱している状態です。

昨年までの“貯蔵養分”と、新しい葉で生産された養分(=“同化養分”)が
転換され、樹はさらに成長します。

この転換時期が6月頃で「養分転換期」といいます。

 

昨年までの“貯蔵養分”を消費して花を咲かせ実をつけているので、
樹は疲労困憊な状態です。

樹に負担が掛からないよう、早め早めに摘果を済ませることが大切です。