思い立ったが吉日!

~40歳過ぎから始める新規就農~

事業主1年目、やり遂げました! ~初めての確定申告~

 

昨年(2020年)から新規就農を始め【りんご農家 1年生】と同時に【個人事業主 1年生】となり、初めての確定申告でしたが無事にやり遂げました!!

私にとって初めてのことですが「青色申告」「複式簿記」にて書類を作成。

 

≪確定申告をやってみて、知ったコト≫

国税庁と【LINE友だち】になると、最寄りの税務署で書類を見ていただく予約ができること

確定申告後、納税する場合の支払期限が「確定申告期間内」ということ
⇒必要書類提出後に納税する場合は、後日税務署から納付書が届く・・・と思い込んでいました。

青色申告の場合、書類の内容は(役場で)確認してもらえないが期限内に役場へ必要書類を提出すれば、税務署へ届けてもらえること
⇒郵送にかかる「切手代の負担なし」で必要書類の提出ができる。

 

≪思ったこと・感じたこと ※個人的な感想です 

(A)「簿記」の知識は、少しでも知っていた方が断然有利!
会計ソフトは、簿記の知識がなくても経理業務を自動化して効率的にやってくれるので便利ですが、簿記の知識があるからこそ理解できたことも多々ありました。

(B)会計ソフト「freee」を一年使ってみて、使いやすさは・・・???

日々の帳簿は、会計ソフト「freee(フリー)」を使っています。
 ≪関連ブログ≫ 2020/01/23★【就農に向けて⑤】就農直前までに準備したもの - 思い立ったが吉日!

普段は特に問題なく使っていましたが、いざ決算書(農業用)を作成する時に、かなり苦労しました。

農業用の決算書は勘定科目などが特徴的で、対応している会計ソフトは限られています。
いくつかある会計ソフトの中から「freee」を選び、実際に使って痛感したことは、
"「誰でも使える」「かんたん」などと心惹かれることが紹介されていますが、農業用の決算書作成についてはその限りではない"ということ(※個人的な感想です)。

実際に使ったことはないのですが、JAが推奨している「ソリマチ」など農業に特化している会計ソフトの方がいいように思います。

「会計ソフト」選びは、慎重に!!

 

事業主1年目は、すべてが初めてのことばかり。
いろいろありましたが苦労した分、やり遂げた達成感は自信につながりました!

そして、いつもサポートしてくれている夫には感謝でいっぱいです。
どうもありがとうございます!!

農業は【作物をつくる】だけでは完結しません!
農業で生計を立てていくということは「事業主」になるということ。

「作物の生産」はもちろん、「営業」「販売」「事務」「経理」「資材管理」「在庫管理」「商品開発」など。人を雇うのであれば「人事」も。

 上記の「事務」「経理」の部分に関わってくる知識も必要になってきます。

ゼロから始めるIターンの新規就農者は、本当に大変です(想像以上に!!)。
それでも苦労したことは自分の肥やしとなり、達成感ややりがいは自分を奮い立たせるエネルギーとなるはず。

私たちが作ったりんごで「おいしい!」の笑顔を増やせるよう、事業主2年目も農業に励みます!!