思い立ったが吉日!

~40歳過ぎから始める新規就農~

立派すぎる“ひこばえ”切りに、救世主!?

 

剪定のやり方は人それぞれ考えがあり、どれも正解なのだと思っています。

私たちの場合、まずは
 ①樹全体を見て樹勢や病気の確認
 ②“ひこばえ”を切る
 ③剪定作業へ・・・の手順で、剪定作業を進めています。

そして今、この“ひこばえ”が立派すぎて、切るのに苦戦中。
“ひこばえ”が小さければ剪定ばさみで済みますが、立派すぎるので“のこぎり”で対応・・・。

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「のこぎりで”ひこばえ”を切っている様子」

この作業がなかなかの重労働で、息を切らしながら切っているのでクタクタ。
本来の剪定作業の進捗を阻みます。

“ひこばえ”・・・とは?≫ 
 2019/01/12★りんごの剪定作業が始まりました!①:三又を1本にする - 思い立ったが吉日!

 

2021年02月12日(金)
樹の剪定前に、“ひこばえ”を切ります。

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「2021 / 02 / 12:立派なひこばえ」

 

切った“ひこばえ”の一部。
とても剪定ばさみで太刀打ちできるレベルではないほどに、太くて立派・・・。f:id:agri-connect:20210221223910j:plain

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「2021 / 02 / 12:“ひこばえ”を切った切り口」

剪定前の“ひこばえ”切りが、ここ最近で一番身体に堪える作業かも・・・。
「なんとかしたい」と思いつつ、ようやく救世主を依頼することにしました。
(※救世主は、後日畑に来ます)

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「ひこばえ切り:Before」        「ひこばえ切り:After」

 

2021年02月14日(日)
今日はとてもいい天気!
まだ2月なのに春のような陽気で、ジャンバー不要の薄着で剪定作業。f:id:agri-connect:20210221224106j:plain

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「2021 / 02 / 14:剪定作業中(わい化:シナノスイート)」


2021年02月20日(土)
救世主(レシプロソー)が、やってきました!f:id:agri-connect:20210221224316j:plain
「レシプロソー(左)と、インパクトドライバー(右)」

 

レシプロソーだけ購入するつもりでしたが、
 ■レシプロソー&インパクトドライバーのセット⇒9,980円(税込)
 ■レシプロソーのみ    ⇒8,980円(税込)
 ■インパクトドライバーのみ⇒7,980円(税込)

上記価格なので、セットで購入する方が断然お得だと思います!



実際に“ひこばえ”を切ってみます。
まず使ったのは「解体用」の刃。

(ひこばえを切ると土が付き切れ味が悪くなるので、土壁にも使える解体用の刃を使用)。

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「2021 / 02 / 21:解体用の刃を装着」

 

ワクワクしながら使ってみますが・・・あれ??
なんか切れ味悪いです・・・!?f:id:agri-connect:20210221224543j:plain
「2021 / 02 / 21:思っていた以上に・・・切れません(解体用の刃)」

 

気を取り直し「木工用」の刃を装着して、再度切ってみました。f:id:agri-connect:20210221224820j:plain
「2021 / 02 / 21:木工用の刃を装着」

 

先ほどは切れなくてビックリしましたが、今度は切れてビックリしました。
のこぎりで切るよりはとっても楽チン!

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「2021 / 02 / 20:今度は大丈夫!ちゃんと切れました!!(木工用の刃)」

 

この救世主(レシプロソー)、一つ欠点なのは「バッテリーの持ちが良くない」こと。

実際に、立派すぎるひこばえを4本分切って、バッテリー切れになりました・・・。
予備バッテリーの用意が必要になります。

なので、基本的にはある程度手動で切り、大きくて手ごわい部分だけ救世主にお願いすることにしました。それだけでも、作業がだいぶ楽になります。

 

「“ひこばえ”切りは後回しで、先に剪定を進めた方がいいのでは」と言われたことがありますが、私は【“ひこばえ”切りも剪定作業の一部】と考えています。

“ひこばえ”を切る時に、樹の根元を見ることになり病気の発見にもつながるからです。

ボーボーだったひこばえを切り、見えた根元に“腐らん病”を見つけました。
病気の状態で「削って治す」か「バッサリ切るか」で、その後の剪定が変わってきます。

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「2021 / 02 / 21:違和感があった部分を削ってみると“腐らん病”でした」

 ≪関連ブログ≫ 
  2019/03/14★病患部の削り取り作業が始まりました!(腐らん病①) - 思い立ったが吉日!
  2019/03/26★病患部の削り取り作業が始まりました!(腐らん病②) - 思い立ったが吉日!

 

そして、痛感しました。
私たちが兼ねてから進めている「高密植栽培」で、早く畑を完成させたいです。

そうすれば、今やっている“ひこばえ切り”は不要になるからです。
それどころか“ひこばえ”が貴重なものになるからです。

 ≪関連ブログ≫
  2020/03/28★りんごの「高密植(こうみっしょく)栽培」に挑戦します!! - 思い立ったが吉日!