思い立ったが吉日!

~40歳過ぎから始める新規就農~

今年の選果作業が終了しました!

 

りんごの収穫が8月下旬から始まり、ふじの収穫時期が選果作業の最盛期でした。
たくさんあったりんごは全て選果され、今年の選果作業が終了しました。

たくさんりんごを選果しましたが、
キズがなく・色付きが良く・糖度が高く・蜜入りが良い【贈答用】として使える
りんごは、ごくごく一部なのだと痛感しました。

 

勤めている農場は、蜜センサー搭載の素晴らしい選果機があります。
見えないりんごの中身を、機械が判別してくれます。

選果に迷った時は、選果機で糖度や蜜入りを確認でき、気になった時はりんごを
切って中の状態を目で確認し、迷いに答えを見つけるようにしてきました。

f:id:agri-connect:20181220235213j:plain「選果機による選果作業」 

 

私が新規就農する時は、高価な選果機は購入できません。

自分の手で触った感覚(しっとり感)や、色や形などを五感で判別する
“手選果(てせんか)”のみです。

触った時の感覚(しっとり感)は、選り取り収穫の時でも必要なことで、習得するには
経験を積む以外ないと考えます。

 ≪関連ブログ≫
  2018/10/08★とても希少な “蜜入りが多い黄色いりんご” の収穫が始まりました! - 思い立ったが吉日!
      
2018/11/14★“ふじ” の選り取り(えりどり)収穫が始まりました! - 思い立ったが吉日!

 

扱っているものが “なまもの” なので、鮮度があります。

贈答用として出荷できないりんごを、どのように販売するか。
りんごを加工するとしても、何に加工するか。

考えるコト・思うコトは、山ほどあります。

自然のものなので、一つとして “同じもの” はありません。
色も形も、同じりんごですがみんな違います。
台風で樹が折れたり、実が落ちたり、キズが付くこともしばしば。

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収穫時期に一年分の収入を得ることが必須なので、果樹農家は “ギャンブル” のようだなぁ・・・と思います。

そして今は、その "ギャンブル" に挑む準備を着々と進めています。